オブジェクト指向分析/設計

読み方 : おぶじぇくとしこうぶんせき/おぶじぇくとしこうせっけい

オブジェクト指向分析/設計とは

オブジェクト指向の概念に基づきソフトウエアを開発する手法。現実世界の問題を、オブジェクトの集合と、それらの間の関係(ネットワーク構造)としてモデル化する。

オブジェクト指向分析フェーズでシステムが要求する問題を整理して要件を定義し、設計フェーズで現実の環境に合うようにモデルを定義する。この点では従来の構造化分析/設計手法と変わらない。ただし、構造化分析/設計はデータの流れに着目した機能定義を中心とする。これに対してオブジェクト指向分析/設計は、まずオブジェクトの静的な関係を導き出し、次にそのオブジェクトの状態がどのように変化するかという動的な側面を記述。最後に個々のオブジェクトが持つ機能や操作を定義する。

オブジェクト指向言語を使ってシステムを開発する場合でも、分析/設計を適切に行わないとシステム保守の容易さやコードの再利用などオブジェクト指向のメリットを享受できないことが多い。オブジェクト指向分析/設計におけるモデルの標準的な表記言語として、統一モデリング言語「UML(Unified Modeling Language)」がある。これはランボー氏が開発したOMT(Object Modeling Technique)法で使われている表記法と、ブーチ氏が開発したBooch法の表記法を統合したものである。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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