並列データベース

読み方 : へいれつでーたべーす

並列データベースとは

大量のデータをマルチプロセサのコンピュータで並列に処理し、飛躍的に実行速度を高めたデータベース管理システム(DBMS)。データベース操作言語のSQL(構造化照会言語)文を複数のタスクに分解し、それぞれを異なるプロセサに振り分けて並列に実行させる。

並列処理はDBMSが管理する。そのため多くのDBMS製品では、アプリケーションプログラムに含まれるSQL文を並列処理向けに修正する必要はない。並列に実行できる処理は、テーブルのスキャンやソート、結合など。

並列データベースは、密結合の対称型マルチプロセサシステムや疎結合のクラスタシステム、超並列システムなどで利用できる。疎結合のシステム構成をとる場合は、データベースのテーブルを複数のディスクに分割して格納する。分割方法には、レコードを各ディスクに順番に割り振る「ラウンドロビン」、キー値の範囲で決める「キーレンジ」、キー値にハッシュ関数を適用して格納先を決める「ハッシング」などがある。

並列データベースは、データウエアハウスなどの大規模データベースシステムに利用されることが多い。こうした用途では、更新処理よりも検索処理の性能を優先して設計された製品が向く。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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