遠隔バックアップ

読み方 : えんかくばっくあっぷ

英語正式表記 : remote backupまたはoff-site backup

遠隔バックアップとは

「オフサイトバックアップ(Off-site backup)」、または「リモートバックアップ(Remote backup)」ともいう。大地震などの災害によるデータ損失や災害復旧に備えて、重要なシステムやデータを遠隔地に複製し、経営資源を保護する手法のこと。

通常、システム障害などに備えるバックアップは、同じ施設内の別の機器や記憶媒体にデータを複製することによるものが多い。ところが、災害により施設全体が被災すると、バックアップされたデータも同時に失われる危険性がある。そこで、遠隔バックアップではシステムが稼働している場所から遠く離れた施設や、別の地域で運営している専門の事業者などに重要なデータを送信して保管する。ただし、通常のバックアップよりもコストや時間が余計にかかるため、バックアップの頻度を少なくしたり、最重要データのみをバックアップしたりするなどの方法で対処している場合が多い。

遠隔バックアップは、一部の大企業や金融機関での導入が中心であったが、近年はより多くの民間企業や自治体からも注目されている。近年のICTによる技術革新によるコストダウンに加え、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、事業継続計画(BCP)や災害復旧(DR)への意識が急速に高まったことが、その大きな要因となっている。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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