リバースエンジニアリング

読み方 : りばーすえんじにありんぐ

リバースエンジニアリングとは

既製のソフトウエアのソースコードやオブジェクトコード、データ定義文などを詳細に分析して、設計や仕様を明らかにすること。設計から構築という通常の開発工程の逆をたどることから名づけられた。

ユーザーが開発したソフトを保守したり機能を追加したりする際に、ソースコードだけを修正して仕様書に修正内容を反映させないことがある。こうすると稼働中のシステムの内容が仕様書ではわからなくなる。リバースエンジニアリングは、こうした状況でソフトの保守作業を行う場合に必要になる。

Visual BasicやC/C++、Javaのソースコード、Accessのプログラムファイルなどから、プログラム仕様書やモジュール一覧表といった各種のドキュメントを自動生成するソフト製品が販売されている。これらの製品は、リエンジニアリングツールと呼ぶことも多い。

他社のソフトウエア製品にリバースエンジニアリングを適用できるかどうかは知的所有権との関連で問題となる。ソニー・コンピュータエンタテインメントは、家庭用ゲーム機「プレイステーション」の機能をパソコン上で実現するエミュレータをリバースエンジニアリングによって開発した企業を、著作権侵害の疑いで提訴したこともあるが、棄却されている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

課題解決に役立つ資料集「ITライブラリー」

じっくり検討いただけるよう、多種多様なおすすめ資料を取りそろえています。

大塚商会の法人向け通販サイト(たのめーる)のご紹介