改正個人情報保護法

読み方 : かいせいこじんじょうほうほごほう

改正個人情報保護法とは

2003年に公布され、2005年より全面施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)の改正法。2015年に成立・公布され、2017年5月30日より全面施行された。

スマートフォンが普及し、多種多様で膨大な個人情報が収集・分析されるようになり、個人情報の漏えいなど、事業者が適切に個人情報を管理しているかどうかが問題視されようになった。改正個人情報保護法は、こうした不安を解消するものである。個人情報の利用目的の明確化や、第三者に個人情報を提供する際に記録を取るなどの透明化を義務付け、データベース提供罪などが新設された。また、これまでグレーゾーンであったWebサイトの閲覧履歴、個人が特定できるカメラ画像、顔や指紋の認証データ、DNA、位置情報なども、個人情報と定義されるようになった。さらに、取り扱う個人情報の件数にかかわらず、中小企業を含めたすべての事業者が対象となるなど、消費者にも事業者にも重要な改正が数多く盛り込まれた。

しかし、その反面、必要な情報が共有できなくなるなど、過剰反応を危惧する声も多い。施行直後に発生したJR福知山線脱線事故では、負傷者の家族が病院に安否を問い合わせても、個人情報の保護を理由に応じてもらえないことがあった。同様の理由で、町内会や学校で連絡網を作れないといった事態も生じている。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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