RISC

読み方 : りすく

英語正式表記 : Reduced Instruction Set Computer

RISCとは

Reduced Instruction Set Computer(縮小命令セットコンピュータ)の略。加算、値の読み出しといった単機能の命令に絞り、1命令当たりの実行時間を短くして処理の高速化を狙ったプロセサのこと。

現行のプロセサではサン・マイクロシステムズのSPARC、IBMとモトローラが共同開発したPowerPCなどが代表的なRISCプロセサだ。これに対して「メモリーから値を読み出して加算する」といった複雑な処理を1命令で実行できるプロセサをCISC(Complex Instruction Set Computer)と呼ぶ。インテルの「Core 2」シリーズや「Xeon」、IBMのS/390マイクロプロセサなどはCISCである。

CISCでは1命令で済む処理がRISCでは複数命令の実行になる。所要命令数の増加は1命令当たりの実行時間の短さで補う。これに対してRISCプロセサは構造が単純なため、高い周波数で動作させやすい。一般に製造コストもCISCより安くなる。

最近ではプロセサの性能向上に伴い、RISCとCISCの差はほとんどなくなっている。さらに、インテルの64ビットアーキテクチャのプロセサ「Itanium」のように、RISCでもCISCでもないVLIW(Very Long Instruction Word)を採用した製品も登場してきた。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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