スケールアウト

読み方 : すけーるあうと

スケールアウトとは

サーバーの台数を増やすことで、システム全体の処理性能を向上させる手法。処理性能だけでなく、システム全体の可用性が向上する、比較的低コストで実現できるといったメリットがある。これに対して、1台のサーバーが搭載するプロセサやメモリーを増強することでシステムの処理性能を上げる手法を「スケールアップ」または「スケールイン」と呼ぶ。

スケールアウトは、すでにWebサーバーでは一般的に採用される手法になっている。基本的な考え方は、同じOSやミドルウエアを持つを数台から数千台のサーバーで分散処理することによって、全体の能力を上げる。その心臓部とも言うべき処理の振り分けは、負荷分散装置のようなハードを使う場合と、クラスタリング/負荷分散機能を持つミドルウエアソフトで実現する場合がある。

スケールアウトは、小型のパソコンサーバーの組み合わせでも十分実用に足る場合が多い。ブレードサーバーの登場により、LANケーブルの集約や運用管理の手間など、スケールアウト構成の問題点の一部は克服されるようになった。しかしサーバー1台の費用が安価でも、サーバーの台数に応じてライセンス料金が発生するソフトウエアを使う場合には、高コストになってしまうので注意が必要だ。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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