スコープ

読み方 : すこーぷ

スコープとは

直訳すると「視野」や「範囲」を示す言葉だが、プロジェクトマネジメントにおいては、そのプロジェクトで実施すべき内容の範囲を定義したもの。プロジェクトマネジメントの国際的な知識体系「PMBOK」では、スコープは二つの意味を持つ。成果物の内容を定義した「プロダクトスコープ」と、該当プロジェクトがどのような作業を含むかを定めた「プロジェクトスコープ」である。

システム開発プロジェクトのプロダクトスコープとは、「どのような情報システムを作るか」を決めたものをいう。

しかし現在、システム開発において標準となるプロダクトスコープの定義方法はないといってよい。情報システムに求める機能をできるだけ詳細に記述し、ベンダーとユーザーの双方でプロダクトスコープに対する合意をとるように努力するしかない。

一方、プロジェクトスコープは品質、費用、納期などの面から、プロジェクトの目標やプロジェクト全体を規定するもの。プロジェクトの目標は、できるだけ定量化して表現することが望ましい。プロジェクトスコープを正確に見積もるために、PMBOKでは費用、スケジュール、品質に関する達成目標の基準値を明確に文書化することを勧めている。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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