Serial Attached SCSI

読み方 : しりあるあたっちどすかじー

Serial Attached SCSIとは

ハードディスクなどの各種デバイスをコンピュータに接続するためのインタフェース規格。SASと略す。SCSI(Small Computer System Interface)規格を基に、データ転送をシリアル化したもの。現在のデータ伝送速度は3Gビット/秒。シリアル化により、データ転送速度を高めるにつれて生じやすくなるクロストークやスキューなど問題を回避できる。

SASは拡張性が非常に高い。ホストコントローラとデバイスの間に「SASエキスパンダ」という中継デバイスを置くことで、仕様上は最大1万6384台のデバイスをツリー状に接続できる。「デュアルポート」という新機能により、信頼性も高めている。1台のデバイスに2個のポートを用意し、それぞれ独立したケーブルで冗長に接続できる。

SASインタフェースには、Serial ATA(SATA)デバイスも接続できる。この場合、SATAのプロトコルを変換して通信する。1台のSASストレージ装置にSASとSATAのデバイスを混載できるため、高い入出力性能と可用性を優先するシステムにはSASハードディスクを利用し、コスト重視のシステムには単位容量当たりの価格が安いSATAハードディスクを使う、といった使い分けが可能。ただし、SATAインタフェースにSASデバイスを接続することはできない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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