ソフトウエア保守

読み方 : そふとうえあほしゅ

ソフトウエア保守とは

利用段階にあるソフトウエアを変更する作業のこと。障害の発生、使い勝手や機能の改善、新しい稼働環境への移行のときに、保守作業が発生する。保守の目的は従来、運用と同様に安定稼働と考えられることが多かったが、最近は機能拡張が重視されるようになっている。

ソフトウエア保守の業務内容はJIS規格(JIS X 0161)にまとめられている。JIS規格では、ソフトウエア保守の作業を四つに分けている。(1)利用開始後、発生した問題を解決するために講じる「是正保守」、(2)障害を引き起こす原因になり得る問題を見つけ出して直す「予防保守」、(3)性能や保守性を向上させるためにソフトウエアを改良する「完全化保守」、(4)利用環境の変化に合わせてソフトウエアを修整する「適応保守」の四つである。JIS規格では、(1)と(2)を「訂正」作業、(3)と(4)は、開発段階にはなかった新たな要件を満たすような「改良」作業と分類している。

ソフトウエア保守がJIS規格になったのは、2002年11月。JIS規格の基となったのは国際標準の「ISO/IEC 14764」。1999年に国際標準としてソフトウエア保守の規格ができたのを受けて、NPO(非営利組織)であるソフトウェア・メインテナンス研究会とISOの国内委員会が共同でまとめた。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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