スパイラルアプローチ

読み方 : すぱいらるあぷろーち

スパイラルアプローチとは

「らせん型開発」の意味。「スパイラルモデル(Spiral Model)」ともいう。システムの開発手順の1つで、ユーザーからのフィードバックや要望に対応しながら、精査や改善を重ねつつ、設計とプロトタイピングを繰り返して完成させる手法のことをいう。トップダウン設計とボトムアップ設計の長所を生かしたソフトウェア開発のモデルであり、大規模プロジェクトでよく活用されている。

スパイラルモデルは、仕様の修正や再設計を考慮したモデルであり、1つのサブシステムの開発からはじめ、開発したサブシステムの機能をほかのサブシステムに順次加えていき、システムを循環的に成長させる。設計やプログラミングといった各段階を1つずつ順番に終わらせて次の工程に進んでいく「ウォーターフォールモデル」に比べ、顧客の要求に対応しやすく、プログラムの規模やスケジュールなどの予測がしやすいのが特長である。ただし、プロトタイプの作成に時間を要するため、開発効率が低いほか、プロトタイプから最終実装に格上げするタイミングの判断が難しいという欠点もある。

大規模なシステム開発では、2つのアプローチを併用し、ウォーターフォールモデルのいくつかの段階ごとに、スパイラルモデルを採用することも多い。

制作協力:株式会社インプレス

[2018年 8月20日 公開]

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