サブネットマスク

読み方 : さぶねっとますく

英語正式表記 : Subnet Mask

サブネットマスクとは

サブネットマスクは、あるIPアドレスが所属するネットワーク「サブネット」を調べるときに使う数値である。パソコンやルーターに設定される。サブネットとは、IPネットワークを管理する単位だ。IPアドレスは、サブネットを表す「ネットワーク部」と、サブネット内でホストを識別するために使う「ホスト部」からなる。しかし、ただ単にIPアドレスを表記しただけでは、ネットワーク部とホスト部の境目がどこなのかわからない。その境目を知るために使うのがサブネットマスクである。

Windowsパソコンで、サブネットマスクを使ってサブネットを求める手順を紹介しよう。まずコマンドプロンプトを起動し、ipconfigコマンドを実行する。IPアドレスとサブネットマスクが表示されるはずだ(例えば、IPv4アドレスが192.168.2.34、サブネットマスクが255.255.255.0と表示されている、とする)。

次にサブネットマスクを2進数に変換すると、左から右へと「1」が並ぶ。ここで最後の1がある桁までがネットワーク部になる(前述のケースでいえば24桁め、つまり11111111.11111111.11111111の部分に当たる192.168.2までがネットワーク部だ)。あとに続く末尾を「0」にした部分(前述のケースにおける192.168.2.0)が、サブネットを表す「ネットワークアドレス」である。25~32桁めはホスト部となる。

サブネットマスクでは、CIDR(サイダー)という書式が使われることもある。例えば255.255.255.0のCIDR表記は「/24」となる。このように/(スラッシュ)に続けてネットワーク部のビット数を記述する。CIDR表記は、ルーター設定画面などで目にすることがある。

ホスト部についても見ておこう。先ほどのケースでは192.168.2.0~192.168.2.255の256個分がある。ただし先頭の0は、ネットワークアドレスなのでパソコンなどのホストに割り当てられない。また末尾の255は、サブネット内の全端末に同報するブロードキャストアドレスとして使うため、これも割り当てられない。よってホストに割り当てられるのは254個である。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2012年 6月30日 公開]