対称型マルチプロセサ

読み方 : たいしょうがたまるちぷろせさ

英語正式表記 : Symmetrical Multiprocessor

対称型マルチプロセサとは

複数のプロセサを使ってOSやアプリケーションを動かすマルチプロセサシステムで、すべてのプロセサが同じ処理機能を持ち、役割が固定されない方式のもの。SMP(Symmetrical Multiprocessor)とも呼ぶ。

メリットは、複数の処理を同時に実行することによってスループットを高められることである。例えば複数のクライアントからの要求を並列に処理するように最適化されているデータベースサーバーには、特に効果がある。対称型マルチプロセサシステムの実現に必要な機能を標準装備するプロセサも多い。

対称型マルチプロセサシステムでは、すべてのプロセサがOSとアプリケーションの両方を実行する。そのため、全プロセサが同等に入出力アクセス機能、割り込み機能などを持つ必要がある。実装では、ハード、OSの両面で対称型マルチプロセサを考慮して設計する。

これに対し、OSの機能はシステム中の1プロセサだけが実行し、残りのプロセサでアプリケーションを実行する形態を非対称型マルチプロセサシステムと呼ぶ。単一プロセサシステムからの設計変更は容易だが、OS専用のプロセサにシステム全体からの処理要求が集中するため、プロセサ数を増やしても性能向上が図りづらく、現行製品ではほとんどみられない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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