システム統合

読み方 : しすてむとうごう

システム統合とは

企業の合併や経営統合などに伴い、各企業が運用していたシステムを一つにまとめること。企業が統合されたのにシステムを一つに統合しないでいると、業務の流れや事務処理を統一できないというマイナスをもたらす。同じ用途に複数の形式の社内伝票が存在したり、同じ取引先との受発注の仕組みが複数あるという状態になり、非効率なばかりか、業務に混乱をもたらす影響がある。複数のシステムを維持し続けるコストも、合併・経営統合のメリットを削ぐ。 システム統合の手法は、一つの企業のシステムを残して他の各社のデータを変換・移行し一本化する「片寄せ」が一般的だ。1社以外のシステムは廃棄することになる。片寄せ以外の方法としては、新システムを全面的に再構築する方法、既存のシステムを存続させたまま、必要なデータを両システム間で即時にやりとりできるようにリレーコンピュータで接続する方法がある。このうち後者は、合併前に各社が行っていた業務の流れや事務処理をも継続させることが前提となるので、暫定的な手法である。

システム統合では、まず企業同士の文化のすり合わせに時間がかかる。システム構築の実作業も膨大だ。統合の対象も、基幹系システムから情報系システム、ネットワークまで幅広く、すべてを短期間に完了させるのは容易でない。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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