TCO

読み方 : てぃーしーおー

英語正式表記 : Total Cost of Ownership

TCOとは

コンピュータシステムの総所有コストを意味する「Total Cost of Ownership」の略。TCOの概念は1990年ごろに米国で登場した。

サーバーやパソコンを利用するとなると様々なコストがかかる。最初に、(1)ハードの購入やソフトのインストールにかかわるコストが発生する。システムが稼働すると、(2)操作方法の教育や質問に答えるヘルプデスクのコスト、(3)ソフトのバージョンアップやデータのバックアップに必要なコスト、(4)障害発生時の原因の切り分けや復旧作業のコストがかかる。最近では、ハードの利用が終了しても、(5)ハードディスクのデータを完全に消去し、法律に従って廃棄するためのコストがかかる。これらのコストを合計したものがTCOだ。

パソコンが企業に普及するにつれて、特に(2)~(4)のコストが増大していた。しかし(2)~(4)の作業は、社内のシステム担当者がこなす仕事の一部となっており、コストとして目につきにくかった。TCOはそこに光を当てた。

TCOと軌を一にして登場したのが「シンクライアント」だ。クライアント側には、サーバーの計算結果を表示する単純なアプリケーションを導入するだけでよく、定期的にバージョンアップする必要がない。このため運用管理の手間が減り、TCOを減らすことができる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

課題解決に役立つ資料集「ITライブラリー」

じっくり検討いただけるよう、多種多様なおすすめ資料を取りそろえています。

大塚商会の法人向け通販サイト(たのめーる)のご紹介