シンクライアント

読み方 : しんくらいあんと

シンクライアントとは

一般的なパソコンと同様の使い勝手を備えるが、基本的にハードディスクを搭載せず、アプリケーションやデータをサーバー側で実行・管理するクライアント端末のこと。「シン(thin)」とは「薄い」の意味。機能が肥大化して管理しにくくなったFatな(太った)パソコンと対比して、端末側の機能がシンプルで管理が容易な点を表している。クライアントOSやアプリケーションソフトのバージョンアップ、セキュリティパッチの配布をサーバー上で一括処理できるほか、データをサーバー上で安全に保管できる。情報漏洩対策としても有効だ。

シンクライアントには様々な処理方式がある。大まかに分類すると、画面転送型、ブレードPC型、ネットワークブート型の三つ。

最も一般的なのは画面転送型。サーバー上でアプリケーションを実行し、端末に画面データだけを送信して表示する。ブレードPC型は、サーバー側にブレードPCや仮想PCをユーザーの数だけ用意し、それらを端末からリモート操作する形態。ユーザーごとに利用するアプリケーションやPCの設定が異なる場合に適している。ネットワークブート型は、サーバーからOSとアプリケーションをダウンロードして、端末上で起動する。CPUやメモリーを大量に消費するCADやグラフィックス処理に向く。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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