3層アーキテクチャ

読み方 : さんそうあーきてくちゃ

3層アーキテクチャとは

クライアント/サーバー(C/S)型システムのシステム構成形態の一つ。アプリケーションを三つの機能モジュールに分けて実現する。ユーザーインタフェースの「プレゼンテーション層」、データ加工処理を実行する「ファンクション層」、データベースにアクセスする「データ層」を明確に区別することで、システム性能や開発・保守効率の向上を狙う。

3層アーキテクチャの特徴は、データ加工処理をサーバー側で実行させること。処理性能の低いクライアント機でも利用できる。クライアントとサーバーの間のデータ通信量が減るため、低速な回線を使っている場合でも、応答速度が落ちにくいという利点もある。アプリケーションを分離することで、仕様の変更作業も容易になる。サーバー上のデータベースの構造やデータの処理ロジックの変更による影響をクライアント上のモジュールが受けにくいからだ。

大規模のWebアプリケーションシステムでは、サーバー側を「Webサーバー」、「アプリケーションサーバー」、「データベースサーバー」という構造で実現することが多い。C/S型と比べると、Webによるクライアント(Webブラウザ)とのやり取りをつかさどるWebサーバーが存在する点が異なる。この形のシステムを3階層アーキテクチャと呼ぶこともある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]