トレーサビリティシステム

読み方 : とれーさびりてぃしすてむ

トレーサビリティシステムとは

トレーサビリティとは、製品/商品の生産・流通履歴を追跡する仕組みのこと。これを可能にするためのシステムを「トレーサビリティシステム」と呼ぶ。

トレーサビリティシステムの目的は大きく分けて二つある。川下(消費者)から川上(生産者)にさかのぼって生産・流通過程を追跡することと、川上から川下に向けて履歴をたどることである。

川下から川上に向けたトレーサビリティとは、一つひとつの最終製品から、使った原材料を特定したり、正しい工程を経て生産されたかどうかを明らかにすることである。BSE(牛海綿状脳症・狂牛病)の危険性がある牛肉を例に取ると、原料である肉牛を特定した上で、その生産者、生育段階で与えた飼料の種類、BSE検査の結果などを示す。これにより消費者に、自社製品/商品の安全性をアピールするのが、最終的な導入目的である。

川上から川下へのトレーサビリティは、生産した製品/商品がどのように流通しているかを追跡することを意味する。加工食品では、不良品が発生した場合に、同時期に製造した商品を迅速に特定し、回収などの措置を取るのが、川下へのトレーサビリティシステムの最終目的になる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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