ユビキタスコンピューティング

読み方 : ゆびきたすこんぴゅーてぃんぐ

ユビキタスコンピューティングとは

コンピュータが広く遍あまねく存在する環境のこと。1988年に米ゼロックス パロアルト研究所のマーク・ワイザー氏が提唱した。ユビキタス(ubiquitous)は、同時に至るところにある、遍在する、あちこちに姿を現わす、といった意味を持つ。

マーク・ワイザー氏は、コンピュータの利用形態には三つの段階があると考えた。まず第1段階は大型コンピュータ(メインフレーム)を多数のユーザーが利用する、第2段階は1台のコンピュータ(パソコン)を1人が利用する、そして第3段階は1人のユーザーが多数のコンピュータを使う「ユビキタスコンピューティング」であると位置づけた。東京大学の坂村健教授も同様の概念を提唱していた。

ユビキタスコンピューティングでは、プロセサやメモリーを搭載した小型チップが、机や服、壁など至るところに存在し、これらを必要に応じてユーザーが利用できる。小さいものでは、商品の管理に使うゴマ粒大のICタグ(RFIDタグとも呼ぶ)もこの一つ。通常はメモリーと無線アンテナから成るが、プロセサを搭載したICタグも開発されている。ユビキタスコンピューティングは、「いつでも、どこでも、だれでもコンピュータを利用できる環境」と説明されることもある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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