仮想デスクトップ

読み方 : かそうですくとっぷ

仮想デスクトップとは

シンクライアントを実現する手法の一つ。仮想化ソフトを使ってサーバー上に複数の仮想マシンを稼働させ、そこで利用者ごとにデスクトップ環境を動かす。仮想マシンにWindows XPやVistaなどクライアント用OSとアプリケーションをインストールすることで、利用者固有のデスクトップ環境を実現する。代表的な仮想化ソフトにはヴイエムウェアの「VMware View」やシトリックス・システムズの「XenDesktop」などがある。

仮想デスクトップ環境では、サーバー上の仮想マシンですべての処理を行い、処理結果の画面を生成して端末に送る。端末はサーバーから受信した画面の表示と、キーボードやマウスによる操作情報をサーバーへ送信する役割を担う。そのため、端末は最少限の機能だけを持つシンクライアント端末で済む。

セキュリティが高いといった一般的なシンクライアントのメリットに加えて、通常のパソコンと同様のアプリケーションが動作し、検証が最少限で済むという特徴を持つ。デスクトップ環境を柔軟に導入・廃棄できる点もメリットだ。標準的な環境のテンプレートを作っておけば、それをコピーした仮想マシンを作るだけで標準デスクトップ環境を迅速に作成できる。廃棄する際は仮想マシンを消去すればよい。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]