仮想化

読み方 : かそうか

英語正式表記 : virtualization

仮想化とは

サーバーやメモリー、ストレージといったコンピュータの物理的なリソース(資源)を、要求に応じて柔軟に割り振る技術。英語ではvirtualizationと呼び、「実在しないものを実在しているかのようにみせる」という意味を持つ。 リソースの分け方には、物理的なリソース単位で分割する「物理分割」と一つのリソースを複数に分割する「論理分割」がある。現在は、より柔軟な割り当てが可能な論理分割が主流になりつつある。パソコンサーバーの仮想化でも論理分割は広く使われている。

仮想化はユーザーが必要な分だけリソースを利用する「ユーティリティコンピューティング」を実現するための基盤技術となる。将来的にはユーザーが個々の機器が持つ性能の限界や仕様の違いを意識することなく、必要な処理性能やストレージ容量を利用できるようになる。このためには、複数台のコンピュータのリソースを一元管理し、それらを各仮想コンピュータに柔軟に割り当てる必要がある。

ストレージの仮想化は、ストレージ専用ネットワークのSANに接続された複数のストレージをまとめ、仮想的なストレージとして提供するもの。ユーザーは、ベンダーやファイルシステムの違いを意識することなく、必要な容量のストレージを利用できる。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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