WAN

読み方 : わん

英語正式表記 : Wide Area Network

WANとは

ワイドエリアネットワークの略。企業の本社や支店、営業所など離れた拠点間を接続するためのネットワーク。オフィス内のLANに対して、より「広い」範囲をカバーすることからWANと呼ばれる。一般にWANは、通信事業者が提供する通信サービスを利用して構築する。国内の企業では1980年代後半に、高速デジタル専用線を使ったWANの構築が始まった。以降、様々なWAN向けの通信サービスが登場し、そのたびに帯域当たりの通信コストが低下してきた。

WANは当初、本社などに設置したメインフレームと支店の端末を専用線で結び、受発注などのデータを送受信していた。データはキャラクタ(文字や数字)が主体で量も少なく、回線の速度は通常9600ビット/秒、主要拠点間でも64k~数百kビット/秒だった。パソコンが普及した90年代には、データ量が急増するとともに、画像や音声も頻繁にやり取りされるようになった。こうしたデータをスムーズに流すために、フレームリレーやATM(非同期転送モード)などの新しい通信サービスを使ったWANの構築が進んだ。

最近は、LANの技術を使ったWAN向けの通信サービス「広域イーサネット(広域LAN)」が普及し、高速でも低コストで利用できるようになった。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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