広域イーサネット(広域LAN)

読み方 : こういきいーさねっと;こういきらん

広域イーサネット(広域LAN)とは

複数の拠点間を接続するWAN(広域網)サービスの一つ。LANで利用するイーサネットのデータフレームを、光ファイバにそのまま通す点が特徴。メディアコンバータなどを介して物理インタフェースを変換するだけで、オフィス内のLANをそのまま長距離に延長できる。

広域イーサネットを利用すれば、オフィスにある10BASE-T(10Mビット/秒)や100BASE-TX(100Mビット/秒)のLANインタフェースを使って、高速なWANを構築できる。最近は10Gビット/秒のサービスの利用も増えている。拠点間をLAN接続するだけなので、複数拠点をLANの同一セグメントとして管理できる。セグメントとはLANの構成単位のこと。セグメント間はルーターと呼ぶ通信装置で区切る必要があるが、広域イーサネットでは全拠点を同一セグメントとして扱うので、拠点ごとにルーターを設置しなくてすむ。IPだけでなく、AppleTalkやIPXなどマルチプロトコルに対応できる。

サービスの草分けはインターネットイニシアティブが出資したクロスウェイブ コミュニケーションズだが、同社は2003年末にNTTコミュニケーションズに営業権を譲渡した。また、東京電力系のパワードコムが広域イーサネットでは大きなシェアを獲得したが、2006年1月にKDDIに吸収された。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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