インボイス制度とは

インボイスとは?

インボイス制度におけるインボイスは、「適格請求書」とも呼ばれ、必要な要件を備えた請求書のことを言います。このインボイスは、だれでも発行できるものではなく、事前に「インボイス発行事業者になります!」と登録のある会社のみが発行できる仕組みとなっています。

インボイス制度とは?

インボイス制度とは、インボイスを発行・保存することで、納めるべき消費税額から割引(仕入税額控除)を継続して受けられる制度のことを言います。

インボイス発行事業者になる場合は、税務署への申請・登録が必要です。

インボイス制度に対応するべき3つの理由

制度未対応だとどうなる?

仕入先がインボイス発行事業者かどうかで、納める消費税額が増えるかもしれないのをご存じですか?

自社が税務署に納める消費税は、「売上時に預かった消費税額」から「仕入時に支払った消費税額」を引いた金額で決まります。制度開始前は、仕入先が免税事業者かどうかに関係なく仕入時に支払いした消費税額を引くことができました。仕入先がインボイス発行事業者の場合は、仕入時の消費税額を引くことができますが、インボイス発行事業者でない場合は仕入時の消費税額が引けなくなるため、自社の納税額が変わります。

自社がインボイス発行事業者でないと…

インボイス制度では、自社がインボイス発行事業者でない場合、得意先が納める消費税額へ影響が出ます。そのため、免税事業者よりもインボイス発行事業者との取引が優先される可能性があります。
結果的に、取引の見直し、取引額の減少など生じる恐れがあるため、対応が必要です。

インボイス発行事業者 申請手続きの詳細はこちら

「インボイス制度 やるべきこと」

インボイス発行事業者として対応するためには、対仕入先、対得意先それぞれでやるべきことがあります。大塚商会がまとめてサポートで安心です。

改正電子帳簿保存法への対応もセットで!

メールやWebからダウンロードしたインボイス(請求書等)は電子帳簿保存法の要件に基づいて電子保存が必要です。
受け取り方が電子と紙で分かれていると保存手順が変わり、インボイスを探したいときにどこを探せばよいのかわからず、業務が煩雑になります。
紙管理もあわせて見直しをしてみませんか?

改正電子帳簿保存法の詳細はこちら

さまざまな業務を効率化

お客様のビジネスをまるごとサポートする大塚商会だからこそ、ご支援できるのはインボイス制度対応だけではありません。制度が始まったことで確認事項が増えるなど、作業が増える箇所もあるため業務の効率が重要です。

対仕入先の課題

仕入先から受領した請求書へ追記していませんか?

インボイス制度では、受領したインボイス(請求書等)の要件が揃っているか確認した際に、請求書に不備があっても追記はできず、都度再交付を依頼する必要があります。

仕入先から受領した請求書の処理は大変ではありませんか?

仕入先から受領した請求書のデータ入力や処理業務などを手作業で行っていると、時間がかかってしまうだけでなくミスにつながってしまう可能性もあります。

対得意先の課題

得意先に発行した請求書の控えの保存はできていますか?

インボイス制度では、発行したインボイス(請求書等)の写しの保存が必要です。
発行したインボイスに誤りがあった場合は、再交付が必要で、訂正前と訂正後の写しの保存が必要です。

請求書の出力や発送に時間がかかっていませんか?

請求書の発送のために「印刷・三つ折り」「封入」「投函作業」が必要な場合、出社が必要となり、手間と時間がかかってしまいます。