大塚商会、アライドテレシス、マイクロソフトの3社協業のもと、
不正PC接続防止など企業システムのセキュリティを
向上させる検疫システム導入パックを低価格で提供

―Windows Server(R) 2008のネットワーク アクセス保護とスイッチで中堅中小企業を支援―

平成20年9月24日第2028号

株式会社大塚商会(略称:大塚商会、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司)、アライドテレシス株式会社(略称アライドテレシス、本社:東京都品川区、代表取締役社長:大嶋 章禎)、及びマイクロソフト株式会社(略称:マイクロソフト、本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:樋口 泰行)の3社は、大塚商会が10月より提供を開始する「検疫システム導入スターターパック」の開発で協力し、中堅中小企業のセキュリティ向上を支援します。

個人情報保護法の施行や情報漏えい対策など、企業での情報管理意識の高まりを受け、不正PCのネットワーク接続を遮断するシステムや、ウイルスなどの大規模感染リスクに対応するシステムとしてネットワーク検疫システムの需要が増加しています。しかし、検疫システム導入には専用のツールが必要であったり、サーバー、クライアントの双方に検疫ソフトウェアを導入しなければならないなど、コスト面、技術面の企業への負担がネットワーク検疫システムの普及における課題となっていました。

そこで、3社は、企業が安心してネットワーク検疫システムの導入ができるように、Windows Server(R) 2008に標準で搭載されているネットワーク アクセス保護(以下NAP)やActive Directory(R)を利用するとともに、あらかじめアライドテレシスのスイッチ製品との連携検証を行った、「検疫システム導入スターターパック」を開発し、最新の検疫システムを低コストで実現しました。
また、技術的な面では、大塚商会が導入設計サービスを提供し、導入企業の負担軽減を図ります。
本ソリューションにより、導入企業は、ネットワークに接続したPCの状態を自動的にチェックし、外出先からのノートPCの接続や私用PCの持ち込みに対しても安全な社内ネットワークを構築することが可能になります。

今後、3社は、共同マーケティング施策を展開し、セミナーの開催など販促活動を進め、大塚商会は初年度100社への提供を見込んでいます。

「検疫システム導入スターターパック」概要

検疫システムを初めて導入する場合でも、当初は小規模でのシステム構築から開始し、段階的に展開していきます。
サーバーOSであるWindows Server 2008 に標準搭載されるNAPの機能に、国内トップクラスのシェアを誇るアライドテレシスのセキュリティー・スイッチ製品を組み合わせ、中堅中小企業における情報システム導入で多くのノウハウを持つ大塚商会が導入支援をすることで強靭なセキュア・ネットワークを実現します。

提供内容

  • ネットワークアクセス保護(NAP) 導入設計サービス
    Windows Server 2008のネットワークアクセス保護機能(NAP)を活用し、企業ポリシーに合致しないPCを検閲し、不正PCの接続を遮断するための機能設計を行います。
  • アライドテレシス製フロアスイッチ CentreCOM 9424T/SP-E 1台

価格

  • 99万8000円~(税抜き)

NAPを利用した検疫システム概要

NAPを利用した検疫システム概要


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マイクロソフトグループ
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