法人向けLED照明の選び方や価格のご相談など、分かりやすくお答えします。

LED減光回路の作り方

同じLEDを使用しながら、用途に合わせて明るさを変更したいことがあります。こうした減光回路を作成するには、電源とLEDの間に整流用ダイオードと抵抗を組み合わせます。整流用ダイオードとは、電流の流れを一方通行に整えて電流の逆流を防ぐものです。

LED減光回路の作り方

同じLEDを使用しながら、用途に合わせて明るさを変更したいことがあります。例えば、自動車のテールランプ(尾灯)の場合、ブレーキランプ(制動灯)として使用する際にはLEDを100%発光させ、ポジションランプ(車幅灯)として使用する際にはLEDを減光させるといった使い方です(注意:あくまでも参考としての例示であるため、実際の自動車保安基準に適合しているわけではありません)。このような減光回路を作成するには、電源とLEDの間に整流用ダイオードと抵抗を組み合わせます。整流用ダイオードとは、電流の流れを一方通行に整えて電流の逆流を防ぐものです。同じく整流用ダイオードに抵抗器をつないだ回路も用意します。

例えば、例示した自動車用テールランプの場合、LEDを100%発光させるブレーキランプの配線には整流用ダイオードのみを接続し、ポジションランプの配線には整流用ダイオードと抵抗器をつないだ回路を接続します。これにより、ブレーキランプのスイッチが入ったときには100%発光し、ポジションランプとして使用中は抵抗器を通過して減光することになります。抵抗は固定のものでもかまいませんが、減光具合を調節する場合にはツマミを回すだけで抵抗値を変更できる可変抵抗器、または基板上で抵抗値を調節できる半固定抵抗器を使用します。

このように、LED減光回路は比較的容易、かつ安価に作成できるため、例示した自動車用テールランプではDIYで自作する人も少なくありません。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

LED How to 関連情報

いま知っておきたい「蛍光灯の2027年問題」に関する情報はこちらから

「水銀に関する水俣条約」において、蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意されました。蛍光灯はさらなる値上げと品不足が予想されます。他社のLED照明も樹脂・鋼材などの材料価格の高騰で値上げが予想されます。こうしたことから早めのLED照明導入をおすすめします。

蛍光灯の2027年問題

無駄な点灯時間の削減にも取り組みませんか?

無線スイッチなら、小まめな消灯を簡単に行えます

照明コストは「電力消費×点灯時間」で成り立っています。LED化すれば省電力になり、無線スイッチを組み合わせると不要な点灯を防止できます。ぜひ、ダブル削減をご検討ください。

LED照明の無駄遣い発見/制御(BEMS/電力「見える化・見せる化」)

LED照明に関連する資料を無料でダウンロード

具体的な補助金・助成金に関する資料から、楽しい読み物までLED導入に役立つ資料を幅広くそろえました。ぜひご覧ください。

LED関連資料をまとめました【照明で働き方改革】

総務の方必見!「コスト」と「手間」をダブルで削減する方法

LED照明のほかにも、コスト削減の方法はまだまだあります!

面倒な「手間」を減らして「コスト」も削減できる、総務の皆さんが得するとっておきのダブル削減方法をご紹介します。

総務の方必見! オフィスのコスト×手間 ダブル削減

LED照明の導入事例をご紹介

ナビゲーションメニュー