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LED電球 E17

E17はLED電球の口金サイズで、直径17ミリであることを表します。口金サイズとしては、一般に家庭で使われることの多いE26よりも一回り小さく、小型電球に多く使われています。

読み方:えるいーでぃーでんきゅう いーじゅうなな

LED電球 E17 とは

LED電球に使われている口金には数種類かありますが、小型電球に使われるE17は、通常のサイズのE26と並んで、家庭でよく使われるサイズのLED電球です。Eは白熱灯の発明者であるエジソンのイニシャルから付けられ、その後の数字は口金の直径を表します。つまり、E17は、直径17ミリの口金であることを表しています。

ミニクリプトン電球を置き換えるE17のLED電球

家庭で利用される電球の口金サイズで最も多いのが、E26とE17です。E26が通常の電球サイズの口金であるのに対し、E17は小型電球の口金サイズとなっています。小型電球とは、白熱電球ではミニクリプトン電球と呼ばれているものです。E17のLED電球であれば、従来のミニクリプトン電球を置き換えることができます。

クリプトン電球は、クリプトンガスが封入された電球で、アルコンガスが封入されたものと比べると長寿命という特性がありました。LED電球の黎明(れいめい)期には、「クリプトン電球をLEDで置き換えることは不可能」と言われてきましたが、2013年頃からクリプトン電球を置き換えるLEDクリプトン形電球が登場しています。明るさについても十分な明るさで、E17口金のミニクリプトン形LED電球の利用が増加しています。

幅広い用途に利用できる高配光タイプ

LED電球の明かりは、口金の直下は明るくなるが、上方は明かりが届かないという特性がありました。こうしたことから、E17の小型電球をLED電球に置き換えても、明るさが十分ではないという意見がありました。しかし最近では、白熱電球並みの明るさを実現したLED電球も増えています。

「高配光タイプ」は、明るさが直下だけでなく上方にも広がるタイプのLED電球です。配光とは光の広がりのことで、商品パッケージに配光について記載されています。こうした配光に配慮されたLED電球であれば、利用範囲は拡大しさまざまな用途に利用できます。

E17のLED電球を選ぶ際の留意事項

E17の電球は、天井に埋め込んだダウンライトに利用されるケースが多くあります。天井に埋め込んで利用するダウンライトは、天井に断熱材を利用している場合には、断熱材施工器具を使わなければ火事などの事故につながる可能性もあります。また、お風呂場で利用する場合には、水がかかっても問題がない密閉型器具に対応した電球を使うなどの注意が必要です。

天井に埋め込むダウンライトは、小型の電球が適していることもあって、口金サイズがE17の電球が利用されています。天井に埋め込んで利用する場合、天井に断熱材を入れている住宅では熱が逃げないため、照明器具の温度が異常に上がり、事故につながる可能性があります。そのため断熱材を利用している天井に利用するダウンライトには、「断熱材施工器具」であるLED電球を選ぶ必要があります。また、お風呂で利用する照明器具は、密閉型器具という水が入らない仕様になっているため、利用する電球は密閉型器具対応のものでなければ利用できません。口金サイズだけでなく、こうした点も考慮してLED電球を選ぶ必要があります。

(C) nobudget LED 研究会 2014.8.18

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