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LEDは目に悪い?

LED照明を通常の使い方をしていれば特に目に悪いということはありません。ただし、LED照明に含まれるブルーライト(青色光)には注意が必要で、ブルーライトを長時間、直接見続けると悪影響が心配されます。

質問:LED照明は目に悪いのですか?

回答:LEDの光を直接・長時間見続けなければ悪影響はありません。

一般に、LED電球やLED蛍光灯などのLED照明を使うことによる人体への健康被害はあまり報告されておらず、通常の使い方をしていれば特に目に悪いということはありません。ただし、LED照明に含まれるブルーライト(青色光)には注意が必要です。LED照明に用いられている白色LEDは、青色のLEDと黄色の蛍光体、あるいは赤色と緑色の蛍光体を組み合わせたものが多く用いられていますが、その青色LEDから照射されるのがブルーライトです。

LEDの光を直接・長時間見続ければ、網膜損傷や眼病被害につながるリスクがある

ブルーライトは大気中の粒子とぶつかり光が散乱しやすい性質を持っているため、ディスプレイの文字がにじみやすくなり、ピントを合わせるために瞳孔(どうこう)を収縮させる毛様体筋を刺激することで目が疲労しやすくなります。その結果、眼精疲労やドライアイが引き起こされます。ブルーライトのように波長の短い青色光(波長が400 nm~500nm)は、光自体のエネルギーが強く網膜に直接光が当たることから、LEDの光を長時間見続けると細胞の疲労が十分回復せず、眼病被害につながりやすくなるといわれています。

ブルーライト対策には黄色のサングラスかブルーライト専用メガネが有効

ある動物実験では、20~30時間ほど直接LEDの強い光を照射しないと網膜損傷で失明には至らないという研究結果もあります。日常の使用では、LED光を長時間直視するケースは少なく、多くの場合は間接的に目に入る程度なので、それほど心配する必要はないでしょう。デスクワークなど長時間パソコン作業をするなど目が疲れるような場合は、青色光と補色関係にある黄色のサングラスを使うか、ブルーライト対策用のメガネを使用すれば目への負担が軽減されるといわれています。

(C) nobudget LED 研究会 2014.10.03

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