上場企業向けIFRS導入支援コンサルティングを開始

―方針策定・分析計画の段階で手順を明確に 無駄を減らし、システム再構築などにも対応―

平成22年5月10日第2219号

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大塚裕司 以下、大塚商会)は、平成22年5月11日より、上場企業向けに「IFRS導入支援コンサルティング」の提供を開始いたします。本サービスでは業種を問わず、企業の国際会計基準(IFRS)の導入に際し、方針策定・分析計画、設計、導入、運用の4つのフェーズに分けてITシステムの見直しも含めコンサルティングを実施します。

IFRSの導入では、経営層の理解、従業員への教育、業務プロセスの変更、内部統制の見直し、情報システムの再構築など幅広い領域での対応が必要になります。大塚商会では、初期の方針策定・分析計画フェーズで課題の明確化と優先順位付けを行うことで、重複作業などの無駄を減らし、IFRSのスムースな導入を支援します。加えて、内部統制や数多くの情報システム構築経験を活かしたコンサルティングにより、システムの最適化も含めたIFRS導入を実現します。

昨年、金融庁から公開された国際会計基準のロードマップによると、早ければ2015年から上場企業にIFRSが強制適用される可能性があります。しかもIFRSを初めて導入する場合は、前期の比較情報を含めた2期分の開示が必要となります。さらに情報システムの再構築など工数のかかる作業が発生した場合には準備期間が限られ、対応が間に合わない恐れもあります。

そこで「IFRS導入支援コンサルティング」では、まず方針策定・分析計画フェーズで、IFRS導入による影響の理解、各領域における具体的な対応の確定と優先順位づけを行います。これに基づき導入基本方針の策定などを行い、会計・財務、経営管理、業務プロセス、情報システム、人材育成などの領域における個別導入計画を立案します。IFRS導入の初期段階では、方針策定フェーズのみ実施し、その結果を受けてIFRS対応プロジェクトを立ち上げる方法も考えられるため、この方針策定フェーズを切り出したコンサルティングメニューも用意しています。

設計フェーズ、導入フェーズ、運用フェーズでは、個別導入計画に基づき、企業の状況に合わせたコンサルティングを行い、各領域における具体的な対応の確定やシステム導入などを効率よく進めます。

IFRS導入支援コンサルティング概要

方針策定・分析計画フェーズIFRS適用による影響と導入負荷を調査し、課題の明確化と優先順位付けを行い、導入基本方針、適用ロードマップ、個別導入計画の立案を支援する。
設計フェーズ個別導入計画に基づいて、各領域における具体的な対応を確定することを支援する。
導入フェーズ個別導入計画に基づいて、必要なツールの整備やシステム導入などIFRS適用に向けた準備を支援する。
運用フェーズ運用を開始し、IFRSによる財務諸表を作成するとともに、継続した改善活動を支援する。

大塚商会では、これまで業務改革を実現するためのシステム企画立案や、内部統制の整備・運用、評価の支援を行ってきました。特に内部統制は平成17年よりサービスを開始し、既に40社以上の上場企業にコンサルティングを行っています。今後もこうしたノウハウを活かし、IFRS導入における実効性の高いコンサルティングを提供いたします。

販売目標

初年度20社

サービス価格

IFRS導入支援コンサルティング

方針策定フェーズ 100万円~(税別)
方針策定・分析計画フェーズ500万円~(税別)
設計フェーズ個別見積り
導入フェーズ個別見積り
運用フェーズ個別見積り

※設計、導入、運用フェーズについては、企業規模や範囲、業種など提供するサービス内容により、個別見積りとなります。

関連リンク

IFRS(国際会計基準)導入支援コンサルティング


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