大塚商会へのメッセージ

経営支援サービスの発足時よりご協力をいただいている髙島先生より、理論政策更新研修の提供にむけて、メッセージをいただきました。

髙島 利尚(たかしま としなお)

ハマゴムエイコム(株)取締役社長室長
約30年の中小企業の経営管理を踏まえて独立、中小企業支援、大学非常勤講師・中小企業大学校講師、経済産業省・経済産業局等の委員、中小企業診断協会副会長、ITコーディネータ協会副会長等を経る。

大塚商会だからできる研修内容に期待

理論政策更新研修機関の認可おめでとうございます。
日ごろから中小企業のIT利活用の促進に向けて、中小企業経営の健全化の視点から、きめ細かな支援をされてきた実績が評価されたものと思います。

大塚商会が提供している「経営支援サービス」は単にIT導入ということではなく、中小企業の経営課題の確認から、ときには経営課題の抽出・明確化からRFP(要求仕様)の作成までを無償で行い、結果として「採用してよかった」という事例を数多く作り出してきています。また企業に勤務する中小企業診断士へ活躍の場を提供する取り組みも積極的に展開しており、経営支援サービスに協力している中小企業診断士は400人を超えると聞いています。

本年の「未来投資戦略2018」においても「第四次産業革命の技術革新を存分に取り込み、Society 5.0 を本格的に実現していく」としています。その一環で昨年12月に「新しい経済政策パッケージ」を発表、「中小企業・小規模事業者等の生産性革命」が、今年度の中小企業施策の最重要テーマとなっています。

また、この未来戦略の「はじめに」て「これまでの成功体験から決別した「非連続」な形で、従来型の制度・慣行や社会構造の改革を一気に進めていくことが重要」と謡っています。

IoT、AI等の新たなITツールも現れた「第四次産業革命」下においては、従来のIT利活用的な考えでなく、ゼロベースにて「激変する経営環境に適応できる勝ち抜くためのビジネスモデル」を考えることが求められます。そして、その実現に向けて各種経営課題を考えます。それら課題解決のインフラとなる情報システムを、最新IT含めたIT利活用により構築していくことが求められています。

理論政策更新研修の実施においては、大塚商会による多岐にわたる導入実績を踏まえて「中小企業のIT利活用促進に係る考え方・手順」、さらには、その実践による導入事例など、大塚商会だからできる特徴をいかした講座になることを期待します。

中小企業診断士/ITコーディネータ
髙島 利尚

プロフィール

髙島 利尚(たかしま としなお)

出身校:電気通信大学卒業

職歴:ハマゴムエイコム(株)取締役社長室長

約30年の中小企業の経営管理を踏まえて独立。中小企業支援、大学非常勤講師・中小企業大学校講師、経済産業省・経済産業局等の委員、中小企業診断協会副会長、ITコーディネータ協会副会長等を経る。

現在の主な役職

  • 経営コンサルタント(1994年1月1日~) TMI 主宰
  • 日本工業大学大学院技術経営研究科客員教授、寒川町地域経済コンシェルジュ、クラウドサービス推進機構副理事長、内閣府地域活性化伝道師、NPOITコーディネータ協会理事、NPOたま産業支援センター副理事長、東京都中小企業診断士協会三多摩支部顧問、都立城東職業能力開発連絡協議会会長 など
  • 中小企業庁、全国中小企業団体中央会、東京都中小企業振興公社等:各種委員等 その他(中小企業大学校講師等)

資格

  • 中小企業診断士
  • ITコーディネータ/情報処理技術者(特種、システム監査)

主な著書

  • 『中小企業支援の視点と手法』(コンテン堂)
  • 『中小企業のIT経営論』(同友館・共著)
  • 『中小企業の経営革新ノウハウ』(同友館・編著)
  • 『創業・新事業展開とビジネスプラン作成支援』(中小企業診断協会編・共著)
  • 『ITソリューション』(同友館・編著)
  • 『情報通信活用事典』(産業調査会:編集委員)
  • 『未来型オフィス構想』(同友館・編著)
  • その他多数

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