LABORATORY
ひらめき研究室

OSサポート切れのパソコン(PC)、
本当に入れ替えなくても“まだ大丈夫”?

OSサポート切れのPCを見て見ぬふりする社内。
でもそろそろ見直したほうがよいかも?
動いているから大丈夫? PC入れ替えが進まない企業の本音
2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了することは分かっていても、「まだ使えるから大丈夫」とPC(パソコン)のアップデートや買い替えがなかなか進まない——そんな声が企業でよく聞かれます。その背景には、予算や業務への影響を懸念する声など、さまざまな事情があるようです。
しかし、OSのサポートが切れたPCを使い続けていると、セキュリティリスクなどが高まってしまいます。さらに、Windows 10搭載PCの多くはすでに5〜6年選手。性能や機能の面で限界が近づいているのも事実です。このまま使い続けて、本当に問題はないのでしょうか。
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ウイルスに感染? これはさすがにまずいかも……
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新品PC、設定されぬまま冬眠中
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「いつかやろう」と先延ばしにしていたらサポート切れ
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古いPCをアップデートしたら う、動かない……
「まさか今日、動かなくなるなんて」
PCのトラブルは“予告なく”やってくる
「いずれ入れ替えるつもりだけど、今すぐじゃなくても……」と考えている方がいるかもしれません。しかし、PCのトラブルはある日突然やってきます。入れ替えを先延ばしにしていると、深刻なトラブルに見舞われてしまうかもしれません。
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ウイルス感染!
データが暗号化OSの脆弱性を突いた攻撃でデータが暗号化され、復旧不能に。
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気づけばOSの
サポートが終了新しいPCの設定をしないうちに、古いOSのサポートが終了。
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忙しい時に
トラブルが重なる手が離せない時に限ってOS関連のトラブルが集中。
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アプリが突然
動かなくなるスペック不足や動作不良で業務アプリが立ち上がらない。
PCの入れ替えや初期設定を先延ばしにしていると、予期せぬトラブルに直面する可能性があります。
例えば、サポートが終了したOSで脆弱性が見つかったとしても、セキュリティパッチが提供されません。そのため、その脆弱性を突かれてウイルスに感染すると、情報が盗まれたり、データが暗号化されて復旧できなくなったりと、深刻な被害につながる恐れがあります。
また、新しいPCを購入しても、その初期設定を後回しにしている間に、古いPCのOSのサポートが終了してしまうケースも見られます。
さらには、「使い慣れた業務アプリが、OSの非対応やスペック不足で突然使えなくなった」といった事態も起こり得ます。こうしたケースでは、業務そのものが止まったり、セキュリティリスクが高まったりと、大きな混乱を招くことにもなりかねません。
これらのトラブルはすべて“早めの準備”によって防ぐことができます。「後」ではなく「今」動き出すことが、リスク回避の第一歩です。
企業が「法人向けPC」を選ぶべき4つの理由
家電量販店には数多くのPCが並んでいます。しかし、業務で使用するなら「法人向けPC」を選ぶのがおすすめです。なぜ、「法人向けPC」が業務利用におすすめなのでしょうか?
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不正アクセスに備えるセキュリティ
BitLockerやTPMチップ(注1)搭載。
(注1)セキュリティ機能を強化する専用チップ -
社内全体で統制しやすい一元管理
セキュリティ設定を一元化し、
効率的に管理可能 -
業務に応じた構成を実現するカスタマイズ性
CPUやメモリ、ストレージ構成を
部門ごとに最適化可能 -
移動や現場利用にも耐える耐久性・堅牢性
米軍調達基準(MIL規格)を満たす
高耐久モデルも多数
業務用として「法人向けPC」が選ばれる理由は、ビジネス利用に適した性能と機能にあります。
第一に挙げられるのは、強化されたセキュリティによる高い安全性です。データを盗難などから守る「BitLocker」やTPMチップが標準搭載されているほか、指紋認証や顔認証の追加により、不正アクセスのリスクを大幅に抑えられます。
社内PCの一元管理が可能な点も大きなメリットの一つです。パスワードポリシーや自動ロックなど、セキュリティ設定を一括で管理できるため、従業員ごとの設定のばらつきを防ぎ、管理者の負担も軽減できます。
また、カスタマイズ性の高さも魅力です。CPUやメモリ、ストレージ、OS、Officeソフトの有無、通信機能などを選択し、部署や用途に適した状態で導入することが可能です。これにより、OSアップデート時のスペック不足によるトラブルも防げるでしょう。
さらに法人向けPCは、本体の耐久性・堅牢性にも優れています。米軍調達基準(MIL規格)をクリアしたモデルは落下や衝撃、長時間稼働などに強く、現場作業や持ち運びが多い業務にも対応できます。
Office搭載PCはもったいない⁉
「Office搭載PC」はお得感がありますが、ちょっと待って! 実は注意すべきポイントがあるのです。
まず、PCに搭載されているOfficeのライセンスは購入した本体にのみ有効なため、将来的に買い替える際には引き継げません。また、保存先がローカルに偏りやすく、ファイル共有やクラウド管理がしにくいという声もあります。さらに、Officeのバージョンが固定されている場合、最新機能が利用できないこともあるため、注意が必要です。
加えて、Office 2021は2026年に、Office 2024は2029年にサポートが終了する予定です。今購入したとしても最長でも4年程度しかサポートを受けられない可能性があります。
こうした点も踏まえると、PC入れ替え後もライセンスが利用でき、常に最新バージョンのOfficeが使えて、クラウド管理もしやすいMicrosoft 365がおすすめです。
大塚商会がご紹介!
お悩み別!
おしごとはかどるセット
突然の故障に備える、
入れ替え対策セット
もう5〜6年使っているPCは、OSが古くセキュリティ性が低下している恐れや、既に寿命を迎えている可能性があります。データが暗号化されるなどのトラブルや、突然PCが動かなくなる前に、Windows 11に対応した法人PCへ入れ替えておくと安心です。業務を安全かつ効率的に進めるための基本的なアプリや周辺機器もあわせて検討しましょう。データのバックアップサービスも導入すれば、さらなる安心・安全につながります。

こんなお悩みを解決!
- セキュリティ全般に不安がある
- PCを入れ替えたいが、機種を選ぶのが手間
- PCの周辺機器も古くなっている
一般的な業務におすすめのPC

PCが動かなくなる前に入れ替えたい方向け
おすすめのスペック
CPU | メモリ | ストレージ |
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Intel Core i5以上 AMD Ryzen 5以上 | 16GB以上 | 256GB以上 |
豊富なラインアップから
お選びいただけます。
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PC活用の必需品!
Officeやセキュリティ対策 -
業務をさらにスムーズに!
活用したい周辺機器 -
PCの「困った! 」に対応
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