NECサニタリー利用記録システム × 大塚商会~住まい×介護×医療展2023[9分08秒]

再生時間:9分08秒
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住まい×介護×医療展2023に出展した大塚商会ブースからNECプラットフォームズ社の排泄介助支援システム「NECサニタリー利用記録システム」についてメーカー担当者が魅力をご紹介します。介護現場において、排泄の記録方法が分からない、見守りが大変といった現場の課題を解決します。これまで介護職員が目視でチェックをしていた、トイレに入ってから出てくるまでの動作、排泄物の量や色などの状況もシステムに代替することができます。

動画サマリー

動画の要点をご紹介します。

NECプラットフォームズの『NECサニタリー利用記録システム』。ご提供しているのはトイレに設置するセンサー。このセンサーは排せつの状況を自動的に記録できるシステムです。介護の現場で排せつ記録が作れない、記録が分からないというお困りの方向けに、介護の排せつの記録ならびに状況の見守りができます。共用トイレ用と個室トイレ用と二つの製品をご提供しています。

職員さんのお話を聞きますと、排せつ物を確認したいのに流されてしまったり、恥ずかしさを感じたりする方がとても多いですからね。
どうなるかやってみましょう。まず、トイレに入ります。このカメラで私の顔を認識してるんですね。タブレットにトイレに入った状況が分かるという仕掛けになっています。

トイレに入りますと、このカメラが入り口付近を映すようなかたちになっていて、顔を見つけると通知が来る仕組みになっています。見つけましたね。そして、トイレに座ります。今、着座しましたとタブレットの絵(アイコン)が座ってる絵に変わりました。もよおしたもの(排せつ物)を投入します。排せつを開始したというものに変わりました。

時系列で見ますと、入室して、着座して、排せつ開始になって、と時間経過が追えます。通常はここで流さないで職員の方がチェックしなきゃいけないのですが、それを流してしまってもいい。職員の方に排せつ物を見られてしまうのを機械で代替します。恥ずかしさを味わわずに記録が勝手に取られていく仕組みです。

どんなふうに記録が取られたのか見ていきましょう。いろんな入居者の方の名前がありますが、「三重野」を選択します。10時36分に普通便、褐色で小さい便が出た。色も7通り、硬さも7種類から選ばれています。国際基準ブリストルスケールという基準がありまして、一番硬いコロコロ便から、一番やわらかい水っぽい水溶便まで7種類を分析して記録に残していきます。

通常でしたら、職員が目視して記録しなければならないところを、この製品があれば何もせずとも自動で判断してくれて、ここに記録してくれます。介護記録の作成や聞き取り、排せつが開始した、終わった、と通知を受けて介助する、記録の効率化は1人1時間ほどの短縮になっている、というのが昨年度の調査で分かっています。

「取り付けが面倒、お掃除の手間をかけたくない」といった意見から、排せつのセンサーを簡単に外せるという特長を持っています。回すだけです。全ての部屋には必要ない方もいますので、10部屋のうち3部屋だけ付けておき、状況に応じて別の部屋に付け替える。ご利用者の方が転院したり入院したりしても、取り外しが簡単です。防水になっていまして、洗剤も酸性・中性・アルカリ性・アルコール、次亜塩素酸、全てに対応しています。基本的には便座に隠れていますので、それほど汚れるところではないですが、清掃は拭いていただくのがよいでしょう。

お困りごとがあった時のフォロー体制として、コールセンターがあります。お電話いただければスタッフが対応します。
トライアルで設置して回収する時に、持っていかないでと言われることはあります。生産が追い付かなくなる前に、ぜひ大塚商会のNECプラットフォームズのブースまでお立ち寄りいただけたらと思います。