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基幹業務システム
SMILE V 2nd Edition 会計 拡張分析オプション
「SMILE 会計」の「拡張分析オプション」を利用することで、通常の仕訳入力だけでは管理しきれない「事業」や「取引先」といった情報を「分析項目」として伝票に付加し、予実績や残高の管理を行うことができます。入力した分析項目別に、元帳や残高一覧表、合計残高試算表などの各帳票が出力可能です。
SMILE V 2nd Edition 会計 拡張分析オプション 詳細
分析項目の設定・仕訳入力
「分析項目マスター保守」にて分析コードを登録し、どの科目で分析項目を入力するかを「拡張分析設定処理」で設定します。仕訳処理や現預金出納帳入力などの入力処理で分析項目を入力します。部門や科目から関連付けた分析項目を初期表示することもできます。
拡張分析諸表の出力
分析別の取引日計表、元帳、残高一覧表、試算表、残高構成表、残高推移表など、さまざまな帳票を出力することができます。使用する分析種別の分析項目ごとに、予算管理を行うことができるため、予実績対比も行えます。
合計分析の管理
会社の業種や本支店などの単位で分析項目を合計して実績を管理することができます。分析構成パターンは複数設定できるため、組み合わせを変えてさまざまな角度から集計が行えます。分析構成ごとに階層の数や階層の名称を設定でき、階層は最大10階層まで設定できます。
伝票分析の管理
仕訳処理などの入力処理の見出し部で本支店コード(伝票分析)を指定することで、本支店ごとの伝票管理や予実績管理が行えます。合計分析を使用することにより、合併本支店別の構成管理も行えます。合計残高試算表などの帳票を出力する際に、会社の本支店間の取引(社内取引)の実績を含むか含まないかを切り替えて出力することができます。
「拡張分析オプション」を利用することで、以下のようなお困りごとを解決できます。
お困りごと | 解決 |
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部門だけでなく、事業セグメントや品目分類 といった単位で、利益や費用を把握したい。 | 最大10種類までの分析軸を設定して、柔軟かつ拡張性の高い分析を行うことができます。 |
本支店ごとの伝票管理を行いたい。 | 伝票入力時に本支店コード(伝票分析)を指定することで、本支店ごとの伝票管理が可能です。 |
補助科目を使って分析しているので、複数の 勘定科目にまたがっての分析に手間がかかって いる。 | どの科目で分析項目を入力するかを設定でき、複数の勘定科目にまたがっての予実績、残高管理が可能です。 |