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ひらめき研究室

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Windows Server 2016、サポート終了目前!
いつ・何に移行する?

「まだ時間があるから大丈夫」は要注意。サーバー移行は「計画と下準備」にかなり時間がかかります。

残り時間わずか! Windows Server 2016は、2027年1月にサポートが終了します。

Windows Server 2016のサポート終了が間近に迫ってきました。年末年始のあわただしい時期にバタバタするより2026年中に早めの移行作業を終えて、余裕を持って新年を迎えたいものです。Windows Server 2016 より新しいOSをご利用中の場合でも、順次サポートは終了していくと考えられます。この機会にオンプレミスからクラウドへの切り替えなど、ポイントを押さえてしっかり検討されてはいかがでしょうか。

  • サーバー移行、全部を自分たちでやろうとしてしまう

  • オンプレミスとクラウドを比較し、どちらがよいか迷ってしまう

  • 運用を踏まえてバランスよく予算を割り振るのが難しく、時間がかかってしまう

サーバー移行で押さえておきたいポイント

サーバー移行は「サーバー環境を新しくする」だけでは終わりません。パソコンの入れ替えとは違い、事前に検討することや確認することが多くあります。
例えばセキュリティ面では、近年ランサムウェア対策が重要となっています。万が一、悪意ある攻撃者によってデータが暗号化されると、復旧に大変な時間がかかり、事業活動にも多大な悪影響が及びます。安全で速やかなデータ復旧ができる仕組みの必要性が、ますます高まってきているのです。
次にサーバーの環境面では、オンプレミスからクラウドへの移行が進んでいます。クラウドへ移行する場合は、インターネット回線の見直しや、ネットワーク環境の見直しなどもあわせて検討が必要になるでしょう。性能面も見逃せません。移行後に「むしろ遅い」と感じる原因の多くは、ネットワーク、回線帯域の不足が理由であることが多いです。
トラブルになりやすいのが互換性と設定の共有などです。業務アプリケーションやドライバー、Active Directoryの機能差など、細かな「合わない」が積み重なると不具合が起きがちです。移行作業の設定ミスや臨時アカウントの「消し忘れ」が、思わぬセキュリティホールになることもあります。
さらに、ファイル権限や共有設定の誤りや、データ移行時間の遅延によりシステムが長時間使えないと、業務に影響がでるため、現場の不満につながります。

  1. 万一に備えて「元に戻す段取り」を準備

  2. 互換性と権限設定を徹底

  3. 十分な回線帯域の準備

オンプレミス、クラウド、どちらに移行する? 自社にぴったりの移行先を見つけよう

サーバー移行を検討するうえで、「オンプレミス」と「クラウド」の選択肢があります。近年は、自社に求められるセキュリティレベルに合わせてどちらかを選択したり、場合によってはハイブリッドで導入したりする企業も増えています。

オンプレミスは、厳格なセキュリティレベルが求められる企業に最適です。独自の規制やガイドラインに準拠するために、自社でセキュリティ対策をコントロールできるオンプレミスが選ばれる傾向があります。また、外部ネットワークから完全に切り離された自社内のネットワークでシステムを運用するため、不正アクセスや情報漏洩のリスクを管理下に置きやすい特徴もあります。

クラウドは大きく分けて二種類あります。一つ目は、IaaS(イアース)と呼ばれるクラウド上でサーバーを動かすサービスです。ストレージなどのITインフラリソースをクラウド上で利用するため、自社拠点で自然災害など予期せぬ事態が起きても、システムを稼働させることができます。またリソースの使用量を適宜変えられるため、ITインフラリソースの費用を最適化できます。
クラウドの二つ目は、SaaS(サーズ)といわれるクラウド上でアプリケーションを提供するサービスです。代表的なものにMicrosoft 365があり、IT担当者の運用の負荷が少なくコストが削減できる等のメリットがあります。現在オンプレミス環境で利用しているアプリケーションがSaaSで提供されている場合は、SaaS環境への移行を検討できます。
それぞれの特徴を理解したうえで、移行予定のシステムで大事にしたいポイントと照らし合わせながら、移行先を考えていきましょう。

クラウドは必要なときに性能を伸ばせて、災害対策やセキュリティ更新が標準でそろい、電力・保守の負担も減らせます。料金は使った分に近づくため、ムダも見えやすくなります。
ただし企業によって事情はさまざまであり、全てを移す必要はありません。機密情報や特殊要件は最小限のオンプレに残し、ファイルやバックアップ、Web公開など相性の良い部分はクラウドへ移行することで、ハイブリッドな構成にすることも可能です。
このように、オンプレ、クラウド、ハイブリッドなどさまざまな環境を選択できるので、自社に合ったサーバーの移行先を検討しましょう。

まずは「現状を見える化」することから移行計画を立てましょう

移行は一日で完結するものではないので、計画的に少しずつ進めることが成功の秘訣です。最初にやるべきは、自社のサーバーが「今どういう状態で動いているのか」を棚卸しすることです。どのバージョンを使っているか、どんなアプリケーションが動いているか、バックアップは取れているか……。こうして全体像を整理することで、「どこから手をつければいいのか」が見えてきます。
特に中小企業では「業務が止まると困る」という声が多いため、業務への影響を抑えるためにもステップを分けるやり方で、移行後の運用や監視体制を整え、長期的に安心してサーバーを使い続けられるようにすることがおすすめです。

迅速なデータ移行のポイント

  1. 自社サーバーの現状把握

    バージョン、アプリケーション、バックアップ等を把握。

  2. 必要なセキュリティ要件を整理

    機密情報の管理方法やどこまでセキュリティを強化するか、など基準を整理。

  3. オンプレミスかクラウドかを選択

    自社のシステムやアプリケーションに合ったサーバーを選択。

  4. 業務に影響しない移行計画

    システムが止まって良い時間を考慮した、綿密な移行計画。

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「安心・効率・柔軟・復旧」—目的別4つの移行スタイル

「社内完結」で守る——シンプルで強い仕組み

「クラウドはセキュリティ面に不安がある」、「社外に機密データを置きたくない」と考えている場合は、社内のサーバーでしっかり守るのがおすすめです。社内のセキュリティ対策にしっかり取り組んでいれば、安全でユーザーが使いやすいシステムを実現できるでしょう。一方でオンプレミスだから絶対安心ということではありません。ランサムウェアの攻撃を想定した、バックアップといったセキュリティ対策は必要になります。

こんなお悩みを解決!

  • 機密性が高い情報を多く扱っている
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  • データを外部クラウドに置けない、また持ち出しを禁止したい
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