ITとビジネスの専門家によるコラム。経営、業種・業界、さまざまな切り口で、現場に生きる情報をお届けします。
介護業務支援プラットフォーム
FURO-SHIKI(フロシキ)
FURO-SHIKI(フロシキ)は介護業務支援プラットフォームです。
介護業界の人材不足を補い、科学的介護への備えとしてFURO-SHIKIは介護事業者の皆様に役立つツールとして機能します。またこのページでは、介護ロボットやICT導入し、効果的に活用するための情報をお届けします。
目次
FURO-SHIKI(フロシキ)とは
見守りセンサーや見守りカメラ、介護記録、ナースコールをつなぐプラットフォーム
記録システムなどを1カ所に集約し、ご利用者の状態を把握できるソリューション、介護業務支援プラットフォーム「FURO-SHIKI」を動画でご紹介します。
見守り機器の導入に際してのチェックポイントその(1) 連携
見守り機器(IoT機器・ロボット)と介護記録システムやナースコールなどとの連携には、個別の調整が必要となります。
ご利用者の状況にあわせて、見守り機器を選択するのが望ましいというケースも出てきています。ご利用者の情報を一元的に管理し、一画面で確認ができることが業務効率化の近道となります。
見守り機器の導入に際してのチェックポイントその(2) スタッフへの展開
ロボットや見守り機器などを使用する職員の方々へのフォローアップは欠かせません。
FURO-SHIKIをご利用頂く方々には、ロボット・ICTのスキルアップに必要な研修メニューも設けています。
スマート介護士としてのICTスキルを身に付けていただけます。
「FURO-SHIKI」を動画で見る! 個別デモンストレーションも実施中
「FURO-SHIKI」デモンストレーション実施中
実際の「FURO-SHIKI」操作画面をご覧いただけるデモンストレーションを開催しています。毎週、月・水・金で実施中です。少しでも気になる方は、ご都合のよい時間帯にて、お気軽にお問い合わせください。
FURO-SHIKI(フロシキ)の役割(一元管理とデータ収集)
介護業務支援プラットフォームFURO-SHIKI(フロシキ)を使えば、複数の見守りIoT機器やセンサー、介護業務に必要な各種ICTを連携させ、一元的にご利用者の情報管理が可能となり、さらに、各種システムから発生したデータを収集・蓄積し、データドリブンに活用することで、エビデンスに基づく介護サービスの提供を実現します。
大塚商会が提案する見守りシステム
「LIFELENS」は、IoT機器とAIデータ分析により、多忙なスタッフの見守り業務を支援するシステムです。センサーが入居者のバイタルサインを把握し、事務室から安否確認が可能。人の少ない夜間帯においても見守りをサポートします。また、人の目だけでは把握が難しい睡眠状況を可視化できるので、ケアプラン適正化による重度化予防やスタッフの夜間巡視効率化など、ご施設の高質なケア提供、業務負担軽減による人材定着率向上に貢献します。
介護施設向け見守りシステム リコー みまもりベッドセンサーシステム
ご利用者の24時間の生活リズムを把握することで、安心・快適・効率的な介護サービスに貢献します。ベッド上のご利用者の動きを検知・解析し、状態を8種類に分けて表示します。ご利用者ごとに通知設定が可能。荷重センサーなので、参考体重も把握できます。
見守りセンサーの用途はさまざま
見守りセンサーは、カメラやコール連携によるモニタリング、システムやデータ連携によるデータ収集、解析・分析などが可能になります。そのため、施設利用者の生活リズムの把握、転倒・離床検知、みとり・状態予測のほか、介護職員に対して夜間ケアの補助や心理的安全を高める効果などが期待できます。施設ごとやその目的によって必要な見守りセンサーは異なってきます。求める機能がないのは問題ですが、反対に機能が多くても必要ない機能であれば使われず無駄になってしまいます。現場の課題や求める機能、将来の方向性など、さまざまな角度からどのサービスを導入すべきか検討することが重要です。
見守りセンサー導入における目的
- 生活リズム把握
- センサーデータと記録との連携・睡眠状態把握
- 夜間ケア補助
- 人員配置・モニタリング・カメラ・コール連携
- 職員の心理的安全
- 検知精度・閾値設定・発報連携・カメラ
- 転倒防止・離床検知
- 検知精度・検知速度・発報連携
- 看取り・状態予測
- データ収集・解析/分析・パーソナライズ
センサー導入における目的インタビュー動画
「介護DXサミット」に登壇した、樽本洋平氏(麻生教育サービス株式会社)に今後の介護DXについて、各施設、法人ごとに本当に必要なことは何かをインタビューしました。
トータルで任せて安心の大塚商会
医療・介護業界は事業内容も法人規模もさまざまで、事業種類の組み合わせもや抱えている課題も多岐にわたります。そんなお客様の業務内容と課題を的確につかみ、ベスト・ソリューションを提供できることが大塚商会の強みです。地域包括ケア対応、在宅医療、医療・介護の連携ネットワーク作りなど、時代の要請が大きく変わりつつある医療・介護業界のための解決策を多数ご用意しています。
導入事例
介護DX「キボウ」 導入事例紹介
介護現場の状況は、日々の業務に忙殺されており、新しいことをゼロから始める余裕はほとんどありません。相応のスキル持つ人材の確保は基より、人手不足は厳しさを増していく一方。そんな中で開発した介護DXによる全体最適を実現する「キボウ」を実際に導入した現場へのインタビュー記事をご紹介します。
社会福祉法人祥穂会 お客様の声[動画5分20秒]
特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人祥穂会が、パナソニック製見守りシステム「LIFELENS」(ライフレンズ)を導入に至った経緯や得られた効果について、お話しいただきました。
メディケアプロジェクトのご紹介
医療・介護分野に特化した大塚商会の専門チーム「メディケアプロジェクト」が、皆様の「笑顔を作る力となり心をつなぐ絆(きずな)となる」をスローガンに医療・介護業界のIT活用を総合的にサポートします。
センサーを導入する目的を動画インタビューで紹介
センサーの導入目的を抑え、効果的に見守りセンサーを活用するポイントを各登壇者からのコメントを動画でご覧いただけます。
介護業界の明るい未来はICT活用から始まる
介護業界でも今やICT活用やDX・AI(人工知能)化の波は避けて通れませんし、ICT導入に対して、国や自治体の支援策も継続されています。
しかし、AIがいくら発達したとしても、本当の介護の仕事はロボットは代替が効かず、人の心がや想いがあってこそ出来る仕事です。
これからは、ロボットやICTで代替が出来る業務は手放し、介護のプロとして価値ある仕事に専念して頂くために、ICTを使いこなしていきたいと思います。
まずは、人材不足への対策を優先的に行う
労働人口の減少が進む日本において、介護に携わる人材を確保していくことは簡単ではありません。そのため、人材不足への対策の一つとして、「生産性の向上」というワードが一つの鍵になってきます。人材不足への対策が急がれる中、政府はセンサーなどのICTやIoTを活用して介護現場の生産性を高めることを前提に介護施設の入所者4人に1人で対応できるようにする介護の人員規制緩和案を打ち出しました。これは、人を減らすことが目的ではなく、介護従事者の方々が本来の介護をしてもらえるための取組みなのです。
ICTやIoTを活用した取り組み
現在、介護現場でのICTやIoTの活用が進み始めています。次に挙げるような効果を挙げている事例や今後、効果が期待される取り組みも増えてきており、さらに国や自治体はICTやIoT、センサー、介護ロボットの導入に対し、補助金を支給するなど、今後も導入・活用が推進されていくことが見込まれています。
- 介護業務のICT・介護ロボットなどとアウトソーシングを活用した業務マネジメントをパッケージにした北九州モデルの実施
- 介護ロボットやICTなどを活用しながら、介護現場の質の向上や効率化を図るスマート介護士資格の開始
- 介護記録などの情報を蓄積し、客観的な事実に基づいた情報(科学的根拠)を用いた科学的介護の活用、およびデータベースとなる科学的介護情報システム「LIFE」の運用
多種多様なサービスから選択するのは大変
ICTやIoT、センサー、介護ロボットなど、今後、介護業界にとって必要不可欠なツールとなってきていますが、現在、介護業界に進出してくるメーカーが急増しており、見守りだけでも多種多様なサービスが存在します。
そのため、介護現場での負担軽減のため、見守りセンサーの重要性は理解できるけど、どれを選べばよいのか、どんなシステムで運用をしていくのが良いのか、今あるシステムとどう連携できるのかなど、悩んでしまうことも多いかと思います。また、投資に対する費用対効果はどうか、補助金は活用できるのかなども考えなければならず、導入までのハードルが高いという現実もあります。
しかし、人員確保がどんどん難しくなる介護業界において、見守りセンサーの導入は現場での負担軽減、生産性の向上といった面からも喫緊に取り組まなければならない課題になっています。
介護DX 補助金について
ICTの導入に係る経費において、助成を受けられる場合があります。
以下の資料では各都道府県別の予算の情報などを確認で切るサイトをまとめています。
医療・介護ナビの情報