ネットワーク構築が完了したら、その後の運用管理についても考慮する必要があります。システムの追加でネットワークが複雑化してしまった、それゆえ障害発生時に原因が見つけにくく処置が遅れる、という事態は避けたいものです。こうしたトラブルに遭遇しないためにも以下の状況を想定した運用管理体制を整えることが重要になります。
具体的には
- ITシステムの更新時
- トラフィック量の変化発生時
- 障害発生時
場当たり的な処置をせず、ネットワーク全体を長期的視点で管理していくことが非常に重要なのです。
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ITシステムの更新や利用状況の変化などに対応・追従できる運用管理を整備
ネットワーク構築が完了したら、その後の運用管理についても考慮する必要があります。システムの追加でネットワークが複雑化してしまった、それゆえ障害発生時に原因が見つけにくく処置が遅れる、という事態は避けたいものです。こうしたトラブルに遭遇しないためにも以下の状況を想定した運用管理体制を整えることが重要になります。
具体的には
場当たり的な処置をせず、ネットワーク全体を長期的視点で管理していくことが非常に重要なのです。
ネットワークの運用管理を検討する際、アプリケーションの追加やストレージの補強といったITシステムの更新はあらかじめ想定しておく必要があります。システム更新のたびに間に合わせの対応を繰り返すと、ネットワークの構成がどんどんシンプルさを失い、運用管理が困難になるという悪循環に陥ってしまいます。
そうならないためにも、ルーターやスイッチなどの機器類(物理的要素)と、通信速度やネットワークアドレス(論理的要素)の両面から全体を見渡して管理することが重要です。そしてシステム更新時のネットワーク対応の手順をしっかり想定し、定めておくことで、円滑な運用管理が実現できるようになります。
システムの更新が行われない通常運用時にも、ネットワークの運用管理は大切になります。例えば、あるシステムの社内活用が増えることでネットワークの負荷が高まることがあります。あるいは、社外からのアクセスが集中し、ネットワーク上の問題が発生するケースもあるでしょう。
こうした状況に備え、トラフィックを常に監視することが大切です。そうすることでネットワークのトラフィック量に起因するシステムの遅延などが発生した場合、早めの対策を講じることができます。
システム更新時や通常運用時だけではなく、障害発生時に備えることも重要です。障害の原因がネットワーク上にある場合は即座に対応する必要があり、慌てることなくトラブルに対処するためにも手順を事前に定めておきましょう。
一口に障害といっても、完全にシステムダウンしてしまうものだけではなく、わずかな遅延を発生するというような軽い症状もあります。そうした小さな障害は、大きな障害を引き起こす予兆である可能性もあるのです。そのため、日々のネットワーク状況をしっかりと監視し、障害発生の要因となる小さな事象を発見し、事前に対処できるようにすることが大切になります。
ネットワークの運用管理は、さまざまな状況に備えて対応手順を整えておくことが重要です。そしてその手順は、しっかりとマニュアル化しておきましょう。マニュアル化することで、一部のスタッフしか分からないという事態を避け、誰もが対応できるようになります。
またマニュアル化することで、ネットワークの運用管理に必要な要素を再確認することができます。例えば、ネットワーク障害が発生した場合、代わりの通信手段をどう用意するのか想定していなかったなど、思わぬ気づきがあるかもしれません。マニュアル作成自体を訓練ととらえ、考え得るあらゆる事態に備えておきましょう。
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