Amazonや楽天の商品情報を一括更新! EC運営業務を一元管理で効率化

複数のECモールへの出店により販売機会は増やせるものの、多店舗展開をすると商品管理の処理が煩雑になるという側面があります。多店舗展開を考えてはいても、なかなかその一歩を踏み出せないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、複数のECモールを運用するメリットやその課題、ECモール一元管理システムで解決できることなどをご紹介します。

Amazonや楽天に出店するメリット

Amazonや楽天などのECモールに出店することには、さまざまなメリットがあります。では、早速そのメリットとECモールの利用状況について見てみましょう。

メリット1. 知名度が高いため集客力が高い

ECモールの国内大手は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングです。大手ECモールは知名度が高く、たくさんの人が利用しています。定期的に利用しているアクティブユーザーが数千万人といわれるものもあり、集客を行うには良い環境です。通常、出店したばかりのお店は認知度が低く、なかなか人が集まらないことも珍しくありません。しかし、大手ECモールなら新しい店でも多くの顧客を獲得できるでしょう。

大手ECモールはドメインが強いため、検索エンジンからの流入も見込めます。Googleなどの検索サービスで欲しい商品を検索した人が、検索結果の上位に挙げられていたECモールを経由して商品を購入するということがあるのです。

メリット2. ユーザーからの信頼性が高い

サイバー犯罪が増加・複雑化する中、セキュリティ対策が十分ではないような認知度が低いサイトには個人情報を提供したくないと考える人は多くいます。巧妙なサイバー犯罪の被害に遭うことを恐れて、名前や住所、クレジットカード番号などの内密な情報は安易に知らせたくないと考えるためです。

その一方で、大手ECモールを既に利用している多くの人は、そのサイトに対して安心感を持っています。普段から利用しているECモールなら、新たに個人情報やクレジットカード情報などを登録することなく利用できるので、購入までのハードルが低いのです。大手ECモールのブランドを借りれば、購買意欲を失わせる不信感を払拭(ふっしょく)できるというわけです。

メリット3. 実店舗を持つことなく販売が可能

ECモールに出店すると、実店舗がなくても商品やサービスを販売することができます。実店舗を持つと、その維持・管理に多くの資金が発生します。家賃や電気代に加え、人件費などのコストもかかります。それと比較して、ECモールなら店舗のコストがかからないだけでなく、遠方にいる人にも商品を販売することができます。

メリット4. 出店手続きが簡単

自社でECサイトを構築する場合、かなりの労力やコストがかかります。独自ドメインの取得には高額な費用がかかることもあるうえ、システム保守料や利用料などの月額費用も必要です。一方、ECモールへの出店手続きはとても簡単です。自社でECサイトを構築するよりもはるかに安く、かつ短時間で出店できます。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が既に構築されているので、それに沿って出店手続きをすれば初めてでも戸惑うことはないでしょう。

メリット5. 複数のECモール展開で売り上げの最大化を図れる

複数のECモールを利用すれば、その分売り上げの最大化を図ることができます。取り扱う商品によっては、あるECモールではあまり手応えがなくても、別のECモールでは期待以上の売り上げが得られるということもあるからです。自社のECサイトが既にあるのなら、大手ECモールの両方で出店してみるということも可能です。

ECモールの利用者の中には、欲しい商品をECモールの検索窓に直接入力して探す人もいます。こうした人たちは、既に利用するECショップがあったり、ポイントをためているECショップが決まっていたりと、その中から商品を選んでいるわけです。つまり、そのECモールに出店していなければ購入してもらうことはできません。複数のECモールに出店することにより、こうした顧客を取り逃がすことも防げます。

ECモールの利用状況

インターネットショッピングは利用者・利用回数ともに伸びていて、購入チャネルとして成長傾向にあります。利用デバイスはパソコンよりもスマートフォンからの利用率が高いのが特徴です。若い人に限らず50代以上のユーザーもネットショッピングを利用しており、幅広い年齢層の人がインターネットを通して消費活動をしていることがうかがえます。複数のECモールに出店して多店舗展開するなら、より多くの潜在顧客を獲得することができるでしょう。

多店舗展開の課題

複数のECモールに出店する多店舗展開にはメリットがあるものの、デメリットも幾つかあります。店舗数を増やすと、その数だけ作業が増えることになるからです。では、具体的にどのようなデメリットがあるのか見てみましょう。

商品登録

まず、利用するECモールごとに商品の登録作業をしなければなりません。商品の登録方法は、ECモールごとに異なります。商品登録を簡単にできるテンプレートがあるものの、別のECモールではそのテンプレートをそのまま使うことはできません。商品カテゴリーの分類方法や登録に必要な情報もECモールによって異なることがあります。いったん登録作業が終わっても、商品や登録情報が変わるたびに更新作業も発生します。扱う商品の種類が多いほど多大な労力が必要です。

注文管理

注文が入るのはうれしいことですが、同時に注文管理や注文受付メールの送信など、注文処理の負担が増えます。注文確認や到着日についてなど、お客様からの問い合わせにも対応しなければなりません。複数のECモールを利用しているなら、各ECモールで注文処理の管理をしなければならないのです。

在庫管理

商品が売れるとそれに応じて在庫数は減るので、そのたびに各店舗の在庫を手動で更新する必要があります。土日や夜間に大量の注文が入った場合など、在庫数の更新作業が間に合わない場合は、欠品につながる恐れもあるので注意が必要です。

送り状の発行

商品の準備が済んで発送するときには、配送情報を出力して送り状を発行します。ECモールによっては送り状データを出力することができないため、宛先などを手動でコピー&ペーストして作成しなければなりません。

ECモール一元管理システムで販売機会を最大化

「ネクストエンジン」は、Amazonや楽天市場などインターネットを利用した複数の販売チャネルを一元で管理できる便利なシステムです。

「ネクストエンジン」の特徴の一つは、受注を一括で管理できることです。受注ステータスを自動で振り分ける機能が付いているので、出荷の可否をシステムがスムーズに判断できます。出荷可能な注文をすぐに出荷作業に回せば、スピード出荷が可能です。注文のお礼メールや発送連絡メールなども自動で送信できます。

複数のECモールを手動で管理していると、ECモールやカートの在庫差異をどうするか悩みがちです。「ネクストエンジン」には在庫自動連携機能があり、販売可能数を自動的に更新できます。正確な在庫管理により販売機会を逃すことはなくなり、在庫を無駄に抱えることも防げるでしょう。

さらに、複数のECモール間の商品情報を一括で変換することも可能です。商品名にキーワードを追加したり、価格を変更したりする作業がとても楽になります。お得なセール期間中だけ値下げをする、ポイントの倍率をアップさせるなどの手続きも簡単に行えます。

「ネクストエンジン」を導入すれば、多店舗展開に伴う煩雑な作業の多くを自動化することが可能です。無駄な作業やそれに伴うコストを削減できるので、ぜひ利用を検討してみてください。

この記事に関連する製品

ECサイト一元管理システム ネクストエンジン

「ネクストエンジン」は楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、複数の販売チャネルの受注管理、在庫自動連携、商品ページ情報の一括変換など、ネット通販の運営に必要な機能を備えたASPです。

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