組立系中堅・中小製造業における製造DX とは?!~生産革新ユーザー会レポート

「組立系中堅・中小製造業における製造DXとは?! 儲かる製造業への回帰を目指して、部品不足・納期異常化に耐えうるBOM構築、流用化・標準化設計について考えよう!」をテーマに、組み立て系の製造業のお客様が、BOM構築や流用化・標準化設計を題材としてに意見交換や情報共有ができるワークショップ「生産革新ユーザー会『分科会ワークショップ 2022年 秋』」を開催しました。その模様をレポート形式に紹介します。

組立系中堅・中小製造業における製造DXとは?!

半導体・高機能部品など必要部材の不足・逼迫(ひっぱく)、納期の異常化によって、多くの製造業は製品の出荷ができない、新規受注が受けられない状態に苦しめられています。そのような状況の打開策として、また製造業DX推進の柱として改めて注目を浴びているのが、エンジニアリングチェーン・マネジメント(ECM)です。

ECMを構築する上でのカギは、設計成果物の共有化とデジタル化。そのためには、BOM構築を前提とした流用化・標準化設計の実現が重要となります。

そこで、「生産革新ファミリー」を導入いただいているユーザーの中で、自社に設計部門を持つ組み立て系の製造業同士が、BOM構築や流用化・標準化設計をテーマに意見交換や情報共有ができるワークショップをオンラインで開催しました。

ワークショップは2022年9月26日(月)、10月12日(水)の2日間に渡って開催され、10社から20人に参加いただき、活発な意見交換・情報共有が行われつつ無事に終了することができました。

今回は、ワークショップに参加いただいたユーザーが現場で培ったノウハウや、交わされた意見などを抜粋してレポートとしてまとめました。組み立て系中堅・中小製造業におけるDXのヒントとなれば幸いです。

IT化・DXが推進されている背景には、製造業を取り巻くさまざまな環境変化があります。例えば、外部環境の変化としては、競合他社との競争激化や顧客要求の向上、日本全体でのDX推進などが挙げられます。また、深刻化する人手不足や既存システムの老朽化、アナログで非効率的な業務によるコスト増加といった内部環境の課題も忘れてはなりません。

製造業がこれらの環境変化へ柔軟に対応し、競争力を維持・向上するためにも、IT化・DXは必須の取り組みといえるでしょう。

Day1.「なぜ流用化・標準化設計は進まないのか?」

Day1.2022年9月26日(月)
基調講演・グループ対話「なぜ流用化・標準化設計は進まないのか?」

  • 基調講演「流用化・標準化設計、BOM構築に関するセミナー」 コンサルタント谷口潤
  • グループワークショップ「なぜ流用化・標準化設計は進まないのか?」

Day2.「どうすれば流用化・標準化設計が進むのか?」

Day2.2022年10月12日(水)
全体ディスカッション・グループ対話「どうすれば流用化・標準化設計が進むのか?」

「なぜ流用化・標準化設計は進まないのか?」の振り返りと自社課題の確認
全体ディスカッション・グループ対話「どうすれば流用化・標準化設計が進むのか?」

生産革新ユーザー会「分科会ワークショップ 2022年秋」開催レポート

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