アパレル業界は閑散期がチャンス! 新規顧客を獲得する四つの方法

アパレル業界の閑散期の運営について、悩みを抱えている経営者や店長は多いでしょう。しかし、お客様が遠のく閑散期は、人材育成を進めたり、新たな施策を行ったりして、新規顧客を獲得するチャンスでもあることをご存じでしょうか。この記事では、閑散期を乗り切るためのお役立ち情報をご紹介します。ピンチをチャンスに変える方法を確認していきましょう。

例年の場合はどう推移する? アパレル店の閑散期

アパレル業界は、いくつかの時期に客足が遠のく閑散期が訪れます。まずは、閑散期がいつ訪れるのか、どうしてその時期に客足が遠のいてしまうのかについて確認しましょう。

  • 2月
    どの業界でも「ニッパチ」と呼ばれる2月と8月は閑散期になりがちです。アパレル業界も例外ではなく、年末年始のセールで冬服の購入を済ませている人や、寒さから外出を控える人が増加するため、2月は顧客の購買意欲が低い状態です。春先に向けてお金をセーブする人が増える点も拍車をかけています。
  • 6月
    実は、6月も多くの業界が閑散期を迎えます。その最たる理由は、梅雨の時期で外出を控える人が多いためです。また、7月~8月の夏休みに向けて貯蓄をしようと考える人も多く、支出を抑える傾向にあります。(そこで、アパレル業界では夏のボーナス支給のある6月もしくは7月に夏季のセールを実施することが多いです)
  • 8月
    アクティブに活動する人が多い8月。お盆の時期を迎え、旅行や帰省で出掛ける人が多く、洋服に回すお金の量が減るため、アパレル業界は閑散期を迎えるといわれています。
  • 9月~10月
    8月の閑散期を経てもなお、アパレル業界は閑散期が続きます。これは、8月にお金を使ってしまい、出費をセーブしようとする人が多いことが理由でしょう。

上記の中でも、特に客足が遠のくといわれるのが2月です。毎年2月になると、売り上げが落ちて不安だという方も多いのではないでしょうか。しかし、来店するお客様が少なければ、接客以外の業務に時間を割くことができます。次の項目では、閑散期だからこそ試したい施策をご紹介します。

閑散期を生かして新規顧客を獲得する方法

閑散期には、普段なかなか手をつけられない人材育成やディスプレイの見直しなどを行い、新規顧客やリピーターの獲得を目指しましょう。ここでは具体的な四つの施策を解説していきます。

ECサイトやSNSを活用する

特に冬の時期は、「寒いから外に出たくない」という理由で客足が遠のいている可能性があるため、実店舗に訪れなくても洋服を購入できるECサイトやSNSの活用がお勧めです。近年ECサイトの市場は拡大しており、たとえブランドを知らないユーザーでもネットを介してECサイトを見つけ、顧客になってくれる可能性があります。また、ECサイトは開いて終わりではありません。常に改善点を探り、掲載内容の質を高めて競合他社との差別化を図りましょう。

そして、SNSで顧客を呼び込むことも大切です。SNSで発信した情報がユーザーの手によって広まれば、新規顧客の獲得につながります。例えば、新商品が入ったときの告知や、SNSを使用したキャンペーン・クーポンの発行などが効果的です。また、アパレルならではの施策として、スタッフ一押しのコーディネートをSNSで紹介するのもよいでしょう。このように、ユーザーにとってすぐに役立つ情報を発信することで、ファンの増加が期待できます。

顧客の呼び込みに利用できる代表的なSNSとしては、FacebookやTwitter、Instagram、LINE@が挙げられます。Twitterはリツイート機能があるため情報が拡散しやすいのが特長で、Instagramは女性の使用率が高くアパレル店であればぜひ活用していきたいSNSです。LINE@はクーポンの配布に使用する企業が多く見られます。

社員研修で接客スキルを上げる

繁忙期に社員研修の時間を確保するのは至難の業ですが、閑散期なら時間を取れるというお店も多いでしょう。そこで、社員研修を行って人材育成を目指してみてはいかがでしょうか。

アパレルなら、お客様と会話をして商品購入につなげる一連の所作やサービスが大切です。そのため、社員がお客様・販売・オブザーバーの役割を担い、接客を擬似的に演じるロールプレイング型の社員研修がお勧めです。ロールプレイングでは、実際の営業風景を演じてみることで、自分の接客トークの課題を浮き彫りにできます。特に売り上げが高いスタッフと比較させるとよいでしょう。
また、実際に接客をするときに必要になるのが、商品や接客の知識です。これらの知識を学ぶ時間を設け、スタッフ一人ひとりがスキルと自信をつけられるように工夫してみましょう。

ディスプレイや店内の導線を改善し、来店しやすい雰囲気を作る

商品を購入してもらうためには、まずお客様に来てもらわなければなりません。そこで大切になるのが、「来店しやすいお店作り」です。
お客様の来店を促すうえで特に大切なのが、店内のディスプレイです。魅力的なディスプレイができていれば、お客様は自然と足を止めて店内へと入ってきてくれることでしょう。シーズンごとに新商品を手前に置いたり、店内の飾り付けを工夫したりして、思わず足を止めてしまうディスプレイ作りを目指してみてください。

ディスプレイとあわせて注意したいのが、店内の導線です。お客様が店内を見て回る際のルートをだいたい定めておき、ところどころで足を止めてもらえるように、人気商品をバランスよく配置します。鏡やイスの配置や接客できるスペースの配置にも気をつけ、お客様が見て回りやすい雰囲気作りを心掛けましょう。

もちろん、店内のディスプレイや導線の整備だけでなく、スタッフの教育や接客マニュアルの見直しを行いつつ、明るく居心地よい雰囲気を目指すことも閑散期・繁忙期問わず大切です。

スタッフ同士の連携や対応力向上など、チーム力アップを目指す

繁忙期の時期は多くのお客様がお店に訪れますが、多忙さから顧客へのサービスや接客がおろそかになり、お店の印象が悪くなることも懸念されます。

そこで、閑散期はスタッフの対応力の向上に努めましょう。顧客対応をしているスタッフがいれば、もう一人はレジに張り付くなど、連携力を強化して強いチームを目指します。また、スタッフ間で接客ロールプレイングを行いサービス体制のチェックを行ったり、好評を得ているスタッフの接客ノウハウをチーム全体で共有したりして、店舗全体の対応力向上を目指してもよいでしょう。

状況に応じた連携ができれば、繁忙期に訪れた一見の顧客をリピーターとして獲得しやくなります。そして、リピーターになってもらえれば閑散期にも来店してくれる可能性が高くなります。

閑散期はアパレル店にとってのチャンス!

閑散期で時間があるからこそ、一度業務を見直して無駄な作業やサービスを廃止し、新たな業務やサービスに時間を割くように心掛けましょう。特にサービスやスタッフの接客技術を磨くなどの取り組みは、スタッフのスキルやモチベーションの向上にもつながります。そして、スタッフがお客様に対して自信を持って手厚い接客を行うことができれば、買上客数を増やして客単価を上げやすくなります。

このようにアパレル店にとって閑散期は新規顧客を増やす大きなチャンスの時期であることを念頭に置いて、お客様がもう一度来たくなるような活動に力を入れましょう。閑散期は悪いものだと捉えがちですが、次の繁忙期への準備期間と考えることが大切です。そして、実際に上記で挙げたような施策を行って新規顧客を増やしていきましょう。閑散期にお悩みの方は、ぜひできることから試してみてください。

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