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NCネットワーク、大塚商会とマイクロソフトが協力し、
中小製造業のIT化支援で協業

― 協業の第一弾として、中小製造業向け各種セキュリティサービスを共同で実施 ―

平成16年6月24日 第1623号

 株式会社エヌシーネットワーク(本社:東京都千代田区、取締役社長:内原 康雄、以下:NCネットワーク)、株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚 裕司、以下:大塚商会)、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:マイケル ローディング、以下:マイクロソフト)は、中小製造業を対象としたIT化支援で協力することで合意しました。
協業の第一弾として、昨今大きな企業経営の課題として取り上げられているセキュリティや個人情報漏えいなどのIT活用におけるリスクマネジメントの対策となる各種ソリューション、サービスを、NCネットワークのEマーケットプレイスを活用している会員企業13,000社を中心とした中小製造業向けに提供していきます。


 企業の扱う個人情報の漏えいは、それに伴う損害に対する補償、企業の社会的な信用の低下など、企業経営に深刻な影響を与えるものとして、特に中小規模の企業・事業所にとっては大きな課題となっています。また、コンピュータウイルスや不正アクセスといったセキュリティに対する問題も同様に、生産性の低下や貴重な情報・データの喪失といった悪影響を企業経営にもたらします。製造業の現場でも、部品図面・金型図面などのデータ情報共有及び、これらデータ情報に対するセキュリティは、これまで課題とされながらも具体的な処方箋がありませんでした。

NCネットワーク、大塚商会、マイクロソフトの3社は共同で、中小製造業に向けた以下のような各種セキュリティサービスを順次提供していきます。


各社の役割
-NCネットワークは、この協業において、製造業の更なるITの普及と、ITを活用したビジネスの活性化を狙い、中小製造業のビジネスマッチングを支援します。

-大塚商会は、この協業において、各種のセキュリティソリューション、サービスを提供します。
特にNCネットワーク会員向けには、特別価格の設定を行うなど、迅速かつ広範なセキュリティ対策の普及を促します。

-マイクロソフトは、この協業において、全国IT実践塾を通してIT活用におけるリスクマネジメント対策に関する啓蒙・認知活動を行うと共に、IT推進ファイナンスで、本施策の導入に関わる資金面のサポートを行います。さらには、セキュリティ対策の成功事例を公開します。


 本協業で提供するソリューション・サービス

セキュリティ啓発セミナー
マイクロソフトが中堅・中小規模事業所のIT化促進の施策として展開している全国IT実践塾にセキュリティ啓発セミナーを追加し、3社共同で展開します。このセミナーでは、セキュリティや個人情報漏えいに関する基本的な問題点を提起し、中小製造業のセキュリティに対する意識を啓発します。また、NCネットワークの持つノウハウを生かした、本来機密保持の観点から厳密に管理されるべき、部品図面・金型図面などのデータ情報の管理方法など実例を通して、情報モラルに対する啓発も行います。


簡易情報セキュリティ診断サービス
企業におけるセキュリティ状況を客観的に判断するには、高額なコンサルティング費用が必要になります。中小企業にとって、この敷居は高く、そのためなかなかセキュリティ対策が進みません。まずは、情報漏えいの診断についてアウトラインを掴んでいただく為に、大塚商会が保有するノウハウを駆使し、簡易アンケートにお答えいただくだけで、その企業のセキュリティ状況の概要を把握する事が可能です。今回、このサービスをNCネットワークの会員向けに無償で提供します。


セキュリティコンサルティング
上記「簡易情報セキュリティ診断サービス」の結果、本格的なコンサルティングが必要になった場合には、2つの視点からコンサルティングを提供します。1つ目は、個人情報保護に関するコンサルティングとして、SBA(セキュリティ・ビジネス・アライアンス)の幹事会社である株式会社OSKによるコンサルティングを実施します。具体的には、Pマーク取得支援、社内規則作成支援、担当者向けセキュリティ教育(SEA/J基礎コース)、社員向け教育(セキュリティWebラーニング)等を提供します。2つ目は、情報漏えいに関するコンサルティングとして、ログ監視、暗号化、バックアップ、個人認証、ウイルス対策、資産管理等、実際に仕組みを構築する上でのコンサルティングを提供します。


セキュリティシステム構築サービス
上記コンサルティングに準拠し、トータルなセキュリティシステムを構築提供致します。FireWall構築、アクセス制御、ログ監視、暗号化、データバックアップ、個人認証、ウイルス対策、資産管理、データ復旧等、セキュリティ対策として必要なソリューションを全方位で提供致します。
また、中小企業の方々の為に、既にご提供しているFMS(FireWallマネジメントサービス)や、SecuritySuiteBox10等に加え、これからも各種ASPサービスを提供予定です。


セキュリティ対策社員教育
企業における従業員のセキュリティ教育は、経営者の重要な課題となっています。これらを解決するために、マイクロソフトが展開しているセキュリティ対策に関する総合的な知識の習得を目的とする認定資格制度「MCAセキュリティ」を、NCネットワークの会員企業13,000社を中心とした中小製造業向けに提供します。さらにIT技術者向けの内容として、経済産業省ITスキルスタンダードに対応したSEA/J(セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン)の基礎コースを提供します。このコースはセキュリティに関わる技術者の入門編として広く受講されています。


ハードディスク修復サービス
部品図面・金型図面などの製造業にとって非常に重要なデータ情報が、ハードウェアのトラブル、操作ミス、ウイルスや災害などによって、利用できなくなった際に、データの復旧を行うサービスです。利用するオントラック・データリカバリー社の技術は世界最高水準でリーダー的存在です。諦めかけたデータを解析し、復旧可能なデータを取出してCD-R等の媒体でデータを提供します。


IT推進ファイナンスの提供
中小企業IT化投資の阻害要因である金融面での支援をマイクロソフトのIT推進ファイナンスパートナーであるオリックス株式会社、ダイヤモンドリース株式会社の協力のもと提供します。従業員数100名以下の企業からの500万円以下の案件の利用申込に限り、通常より有利な優遇利率が設定されます。マイクロソフト認定システムコーディネータ(MCSC)を活用し、より正確な企業情報を金融機関に提供することにより、審査に係わる制度や時間を向上させ、より的確な与信枠の設定を実現する仕組みを構築しています。今回の協業施策においてもIT推進ファイナンスを積極的に活用することにより、よりスムーズなIT導入の支援を行います。


セキュリティの成功事例の作成
マイクロソフトは2004年1月より中小企業のIT化事例を映像化し、Web上で公開しています。特にIT導入に至るまでのプロセスを丁寧に描くことにより、これからIT導入を検討する中小企業の参考になると考えています。その中でもセキュリティをテーマに課題を解決した企業の事例を3社で共同作成します。


■NCネットワークの製造業向けサービスについて:http://www.nc-net.or.jp/
NCネットワークでは、主にインターネットを活用した製造業向け情報発信及び、金属加工品の電子商取引事業を行います。現在、全国各地の1万社を超える製造業者が会員登録(日本の会員数:約13,000社 中国の会員数:約1,900社)しており、インターネットを活用して、系列を超えた情報交換や取引の開拓を行っています。取引成立数はうなぎ上りに増え、毎日10~20件、月間500件以上に上り、製造業にとって大きな営業及び購買ツールとなっています。またネット以外にも、全国に広がる中堅・中小企業のITの普及と、それによるビジネスへの効果を生み出すことを目的に、「全国100ヶ所セミナー」を開催しています。
http://www.nc-net.or.jp/emidas/seminar/it100seminar.html
また、年に一回「エミダスだよ!全員集合!!」と称し、製造業の交流の場としてオフ会を開催、講演・セミナー・名刺・情報交換会等のメニューで、今後の製造業のあり方について、実地での情報交換の場を提供します。
http://www.nc-net.or.jp/emidas/off/
■「SBA」について:
Security Business Alliance(セキュリティ・ビジネス・アライアンス、SBA)は、2000年5月に発足しました。株式会社OSK(大塚商会グループ)が中心となり、日本を代表するSIer約30社とのセキュリティ分野でのアライアンスをスタートしました。インターネットの普及で、企業をとりまく環境が大きく変貌する中、Webページ改ざん・個人情報漏えい等、企業においては、従来の技術面でのセキュリティ対策に加えて、「情報セキュリティポリシー策定」や「情報セキュリティ強度の向上」など、管理運用面における対策へのニーズが高まってきました。このニーズには従来型の経営コンサルタント会社では十分な対応が出来ず、これを解決する為にSBAがノウハウを共有し、企業への支援を行っております。
■「SEA/J」について:http://www.sea-j.net/
セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン(SEA/J、理事長:井上 陽一)は、国内の主要セキュリティベンダー各社が、情報セキュリティ知識と技術の普及の為に2002年7月に共同で設立した教育プログラム機関です。SEA/J認定教育コースは、経済産業省策定ITSS(ITスキル・スタンダード)に対応するとともに、IPA(情報処理推進機構)の調査研究による情報セキュリティに関するスキルマップを参考にした体系的な教育プログラムであり、確かな人材育成をサポートします。また習得したスキルを適正に測るためのSEA/J認定試験を行うことにより、正当な技術者人材の評価基準を提供します。
■ マイクロソフトの中堅・中小規模企業向け施策について:http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/it
マイクロソフトは日本政府のe-Japan構想に賛同し、2001年10月より中堅・中小規模事業所のIT利用促進を支援する「全国IT推進計画」を展開し、「全国IT実践塾」「IT体験キャラバン」「ブロードバンドスクール」、「経革広場」等IT化を目指す行政や中堅・中小規模企業に対して全面的な協力を行っています。2003年11月より、e-Japan II構想に合わせ、その施策内容を拡大し、パートナー様との協業を強化した「全国IT推進計画II」を展開しています。
■ マイクロソフト全国IT実践塾について:http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/it
中堅中小規模事業所を対象にITリテラシーの向上やIT基盤の構築を目的としたトレーニングとして、2001年10月より実施しています。開始以来、全国700以上の地域で実施し、3年間で2万人の経営者の方が受講しました。
*文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
*本リリースは、株式会社エヌシーネットワーク、株式会社大塚商会、マイクロソフト株式会社の共同リリースです。


お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会
マーケティング本部テクニカル販促部 OSMグループ
電話: 03-3514-7568
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