『ウイルス・スパイウェア駆除119』を開始

全国の拠点に600名のセキュリティ対応エンジニアを配備

平成16年8月4日第1631号

 ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 社長:大塚 裕司)は、企業のコンピュータがウイルスやスパイウェアの被害を受けた際、ウイルス駆除などの緊急対応を行う新サービス『ウイルス・スパイウェア駆除119(イチイチキュー)』を8月16日より開始いたします。このサービスでは、スパイウェア駆除技術を習得したウイルス駆除で経験豊富な全国のセキュリティ対応エンジニア600名が、その場でウイルス及びスパイウェアの駆除を行い、企業の緊急事態を解決します。
これにより、クライアント感染型ウイルス被害のみならず、従来以上に強力になっているサーバ感染型ウイルスやスパイウェアの被害も、その拡大を防ぎ、ビジネスの生命線であるネットワークの早期復旧が可能となります。

コンピュータウイルスは適切な対策を施していれば、その被害を最小限に抑えることができます。しかし最近は、ウイルスの他にもスパイウェアと呼ばれる、主に商業広告を目的とした不正プログラムがパソコンに侵入し、Web閲覧中に勝手に広告が出てきたり、ブラウザのホームページが別のURLに変更され元に戻せない、パソコン内の情報を外部に流出させる等の問題が出てきています。
また企業サイドも、


1 インターネットを活用する企業として、利用経験が浅く、十分なセキュリティ対策が施されていない、
2 ウイルスワクチンは導入したが、運用方法が確立されず、放置されて十分機能していない、
3 パソコンへ侵入した不正プログラムがウイルスではなく、スパイウェアのため対応方法がわからない、

など、万全な体制を構築できていない場合が多く、その被害次第では、企業活動そのものに影響を与えかねない現状です。

このような状況下、当社に寄せられる緊急対応への要望が後を絶たないことから、このサービスは生まれました。このサービスでは、ウイルスやスパイウェア駆除のご要望に応じ、当社の最寄りの拠点よりウイルス対策技術者資格を持ったエンジニアが訪問。ワクチンセット(ワクチンエンジン、最新パターンファイル、駆除・復旧ツール)により駆除を行うなどの対応を行い、企業の緊急事態を解決します。

この『ウイルス・スパイウェア駆除119』は、コンサルティングからセキュリティポリシーの構築、導入後の運用管理と緊急対応を体系化したOtsuka Security Management(OSM)の一環として提供を行います。
当社では今後もOtsuka Security Management(OSM)の推進を進めることで、より一層のお客様のセキュリティ対策の強化を支援してまいります。


ウイルス・スパイウェア駆除119 概念図


◆サービス名称:ウイルス・スパイウェア駆除119(イチイチキュー)
◆問い合わせ窓口:全国の当社サポート拠点
◆サービス開始:2004年8月16日
◆サービス価格:クライアント1台あたり5,000円(最低5万円)
レジストリの変更やOSの再インストールを行う場合は、別途作業費用がかかります。
◆サービスの特徴:駆除ワクチンを施していない企業がウイルスもしくはスパイウェアに感染した場合に、当社のワクチンセット(ウイルスワクチン、スパイウェアワクチン、最新パターンファイル、駆除・復旧ツール)により、お客様先で緊急のウイルス・スパイウェア駆除を実施。(駆除サービスは有償)
当社の認定エンジニア600名によるオンサイトでのウイルス・スパイウェア駆除体制を実現

お客様お問合わせ先
株式会社大塚商会 OSMインフラソリューショングループ
電話:03-3514-7919 FAX:03-3514-7916