中規模組織向けSASEサービス「たよれーるCatoリミテッド」提供開始
2025年10月 8日 第202527号
ソリューションプロバイダーの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司)は、Cato Networks株式会社(本社:イスラエル・テルアビブ、CEO:Shlomo Kramer)が提供する統合型SASEプラットフォーム「Cato SASE Cloud Platform」を活用し、安全なリモートアクセスを実現する「たよれーるCatoリミテッド」の提供を2025年11月4日より開始します。
近年、クラウド利用やリモートワークの拡大により、従来の境界型セキュリティ対策では企業ネットワークを守りきれなくなるケースも生じています。SASE(Secure Access Service Edge)は、セキュリティとネットワーク機能を統合し、グローバルで単一のクラウドネイティブなプラットフォームとして安全かつ効率的なネットワーク環境を実現するサービスで、柔軟な働き方を支えつつ、業務効率とビジネスの俊敏性を両立できる新しいインフラとして注目されています。一方、これまでのSASEサービスは、主に大規模組織での利用を対象としていたため、中規模組織においては導入が進みにくいという課題がありました。
大塚商会が提供する「たよれーるCatoリミテッド」は、セキュリティとネットワークを統合したSASEプラットフォーム「Cato SASE Cloud Platform」を活用し、必要な機能を厳選し組み合わせて中規模組織向けに最適化した低価格のパッケージとして提供します。導入企業は従来のSASEサービスと比較して、より低コストかつ小規模な構成からの導入が可能となります。さらに、導入から運用の各フェーズを当社がサポートすることで、安心してリモートアクセス環境を構築・運用いただけます。
サービス名称
サービス内容
- Cato SASE Cloud Platform ライセンス基本機能の提供
- Cato Socketの貸与
- 大塚商会サポート対応
サービスの特徴
- 中規模組織向けに最適化したパッケージ
- SD-WAN(拠点間アクセス/高速なWAN)、ZTNA(脱VPN/リモートアクセス)、NGFW(次世代ファイアウォール)、SWG(URLフィルタリング)、TP(ネットワーク侵入防止システム)、CASB(SaaSアクセスの可視化と制御)、DLP(情報漏洩対策)などの基本機能を提供
- 帯域が最大100Mbps/1拠点
- モバイルユーザー数が最大300人
価格
個別見積り
- * 提供する機能別にBasic、Standard、Premiumの3プランをご用意しています。
サービス開始
2025年11月4日
販売目標
50社(発売12カ月)
今回のサービス開始にあたり、各社のコメントは次の通りです。
大塚商会様と連携し、「たよれーる Catoリミテッド」の提供を支援できることを楽しみにしています。本ソリューションは、CatoのSASEクラウドプラットフォームの力を日本の中規模組織に届けるものです。この協業は、SASEをより身近で管理しやすく、かつ手頃なものにするという、当社のコミットメントを体現するものです。
Cato Networks株式会社
アジア太平洋・日本地域担当 営業担当副社長
グラハム・ピアソン
大塚商会のオリジナルサービスとして「たよれーるCatoリミテッド」の提供を開始します。本サービスは、Cato Networks様のSASEプラットフォームを活用し、中小企業のお客様にも安全かつ効率的なネットワーク環境を実現します。特に、「たよれーるCatoリミテッド」はSASEに必要な機能を厳選し、組み合わせることで導入しやすい価格と構成でサービスを提供します。大塚商会はCato Networks様と共に、お客様の柔軟な働き方を支え、セキュリティ強化へ貢献してまいります。
株式会社大塚商会
常務執行役員
十倉 義弘
- * 各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
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