キーエンスに学ぶ付加価値のつくり方と新たな報酬制度「エンゲージメントストック」

利益と報酬の向上を同時達成する仕組みとは

本セミナーでは、元 株式会社キーエンス出身、現 株式会社カクシン 代表取締役CEO 田尻 望 氏によるキーエンスに学ぶ付加価値のつくり方と、会社の付加価値向上が従業員に報酬として還元されていることを可視化する業績連動型報酬制度「エンゲージメントストック」についてお話しします。

  • クラウド活用経費削減研修・人材育成社員育成・人材開発経営基盤強化・リスク対策オンライン

    • 日時:2023年12月19日(火) 15:50〜16:50
    • 会場:オンライン(全国どこでも参加可能)
    • 配信環境:Zoom
    • 講師:仙石 実 氏 ほか

開催終了いたしました。

最新のフェア・セミナー情報については、フェア・セミナー一覧ページよりご覧ください。

セミナーの詳細

15:50〜16:50

【L03】

キーエンスに学ぶ付加価値のつくり方と新たな報酬制度「エンゲージメントストック」

「エンゲージメントストック」とは、従業員が自分の仕事の成果に対して、インセンティブを持って働くための新しいプロジェクト型賞与制度です。この制度を導入することにより「個人と会社でしっかりと事前にルール決めができる」「『お金をもらって働く』から『働いてお金をもらう』という思考へ変化」「個人よりチーム。チームより組織という価値観の醸成」「『人が足りないから増やしてほしい』から『自らの付加価値を増やす』へ意識付けを変化」といった効果が生まれます。
「エンゲージメントストック」が通常の賞与と異なる点は、営業利益などのKPIに連動して支給時期を3年後や5年後に設定できるところです。既存の評価制度や賞与制度に縛られることなく新たな法人と従業員の契約として導入可能であり、事業計画の達成などの業績条件も織り込み可能で、さらにSaaSツールにより可視化することでモチベーションアップと退職防止につながる設計も可能です。
株式会社キーエンスの2023年の平均年収は2,279万3,000円とのことです。業績賞与として営業利益の10%が全社員に還元されるという仕組みであり、2023年の1人あたり年間1,600万円ほどの業績給が得られていると考えられます。これは、人件費の固定費部分が30%、変動費部分が70%といわれています。「エンゲージメントストック」では、これと同様のロジックを会社全体や部門ごとに設計可能です。すなわち、人件費の変動費化により経営リスクを低減しつつ、賃金の上昇と生産性の向上が期待でき、人的資本経営の潮流に沿う制度なのです。

日時:2023年12月19日(火)

講師

南青山アドバイザリーグループ 代表

仙石 実

2002年 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)に入所。東証一部上場企業等の各種法定監査業務、株式公開支援業務、外部向け研修サービスに従事。2013年 「専門性」「誠実性」「迅速性」を経営理念とし、南青山FAS 株式会社、南青山税理士法人から構成される南青山グループ(現 南青山アドバイザリーグループ)を設立。上場・非上場を問わず多数の取引先の会計税務支援のみならず、IPO、M&A、事業承継のコンサルティング業務において1,000件以上の実績を有する。2020年 日本を代表する会計事務所を表彰する「ベストプロフェッショナルファーム2020」にも選出。2023年 SaaS型ストックオプション管理ツール「ストックオプションクラウド」および仮想株式を活用した業績連動型報酬制度「エンゲージメントストック」をリリース。

所属・資格など

  • 南青山アドバイザリーグループ(南青山FAS株式会社・南青山税理士法人) 代表
  • 公認会計士
  • 税理士
講師

株式会社カクシン 代表取締役CEO

田尻 望

京都市出身。大阪大学 基礎工学部 情報科学科卒業後、株式会社キーエンスでコンサルティングエンジニアとして重要顧客担当、また販売促進技術、海外販売促進技術に従事。その後研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円〜1,400億円規模の企業で、経営戦略コンサルティングを実施、月1億円、年10憶円の利益改善などを実現している。社会変化に適応した企業の長期的発展を目指す。著書に『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』(日経BP)『構造が成果を創る〜価値を構築するストラクチャリング思考と手法〜』(中央経済社)、発刊10万部を突破した『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』(かんき出版)がある。

当日の流れ

  1. ごあいさつ・自己紹介
  2. 付加価値のつくり方
  3. 新たな報酬制度「エンゲージメントストック」
  4. 「エンゲージメントストック」と人的資本経営
  5. 料金体系
  6. まとめ

受講の受け付けを終了しました

受付終了

ナビゲーションメニュー