「ウイルスバスター 月額版」をプロバイダ(xSP)向けに
販売開始

―プロバイダにおけるシステム構築の手間を軽減―

平成16年6月28日第1625号

 ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、社長:大塚 裕司 以下、大塚商会)とトレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:スティーブ・チャン 以下、トレンドマイクロ)は、平成16年7月15日(木)より大塚商会のウイルスバスターサービスサイトを通じ、プロバイダ(xSP) *1向けに「ウイルスバスター 月額版」の販売を開始します。本サービスをSIerとしてプロバイダ向けに提供するのは、大塚商会が初めてになります。本サービスは今後一年間で50社への導入を目標としています。


 近年のセキュリティ対策では、ウイルス対策はもちろん、迷惑メール対策や不正侵入対策など、統合的なものが求められています。プロバイダ各社においても同様で、会員向けに各種セキュリティサービスを強化するところが増えてきています。大塚商会では、平成13年より独自のセキュリティサービスのコンセプト「OSM(Otsuka Security Management)*2」を確立、総合セキュリティサービスを提供しており、平成14年4月には、プロバイダ向けに、「プロバイダ向けウイルス検出・駆除代行サービス」をトレンドマイクロと共に提供しています。今回の「ウイルスバスター 月額版」もプロバイダ向けセキュリティサービスの一環として販売します。


 「ウイルスバスター 月額版」は、エンドユーザ向けに店頭販売されている総合セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ」の全ての機能*3を、プロバイダが月額料金のみでエンドユーザに提供できるサービスです。当サービスを利用(プログラムのダウンロード、パターンファイルの更新)するためのサーバはトレンドマイクロで運用しており、プロバイダ各社で新たにシステムを構築する必要がありません。さらに、サービスを利用するために必要なシリアルの発行手続きにおけるシステムは大塚商会で構築したものを利用するため、初期投資費用をかけることなく、常に最新のプログラム、ウイルスパターンファイル(ウイルス定義ファイル)を提供することができます。


 当サービスを利用することでプロバイダ各社は、ウイルスや迷惑メール・不正侵入などからユーザのパソコンを守り、高機能な総合セキュリティ対策サービスを提供することが可能となり、今後の新規会員獲得のためのPRとしても効果を発揮します。エンドユーザの利用料金については、プロバイダが接続料金などと一括請求することができますので、これまで年間の更新ごとに料金を支払っていたユーザにとっても負担が軽くなります。また、月ごとに自動更新されるので、ユーザの更新忘れによるパターンファイル配信停止によるトラブルも防ぐことができます。
今後も両社は共同でセキュリティ対策の情報提供、ならびに、導入前から導入後のサポートにいたるまでの各種セキュリティサービスの提供、ラインナップの強化を進めてまいります。
サービス概念図

サービス概念図

本サービスの概要

■価格:30アカウント・月額12,000円~(税別)(それ以上は1アカウントずつ追加)
※上記価格は、大塚商会からプロバイダへの販売価格です。
■対象者:プロバイダ(xSP)各社
■開始日:平成16年7月15日より開始(申込み平成16年7月5日)
■販売目標:初年度50社

*1「xSP」はISPやASP等のインターネットサービス提供事業者 (Service Provider)の総称です。
*2【OSM(Otsuka Security Management)】
セキュリティポリシーの作成支援からセキュリティシステム構築・チェック・運用まで総合的なサービスを提供する大塚商会独自の包括的セキュリティソリューションコンセプトです。
*3ウイルスバスター for PDAは提供されません。

TRENDMICRO、ウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

*本リリースは、トレンドマイクロ株式会社、株式会社大塚商会の共同リリースです。

お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会
マーケティング本部テクニカル販売促進部 インフラ・アンチウイルスグループ
電話:03-3514-7518 FAX:03-3514-7564
E-mail:info-vw@otsuka-shokai.co.jp