大塚商会、マイクロソフトとポリコムが共同開発した
次世代遠隔会議ソリューションを国内で初めて販売開始

―プレゼンス(在席状態)の確認から既存のビデオ会議へのシームレスな統合を実現―

平成17年4月7日第1717号

  株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚 裕司、以下、大塚商会)、ポリコム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田 智巳、以下、ポリコム)と、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:マイケル ローディング、以下、マイクロソフト)は、2005年5月受注開始をめどに、マイクロソフト コーポレーションとポリコムが共同で開発した国内初のリアルタイム コミュニケーション ソリューションの販売を開始いたします。これは、Microsoft® Office Live Communications Server 2005とポリコムのVSX™シリーズをはじめとする遠隔会議システムを組み合わせたソリューションで、ユーザーに迅速な意思決定を行うための効率的な環境を提供いたします。

  このソリューションのユーザーは、Microsoft Office製品やWindows® SharePoint®、Windows Messengerなどを使用中に、瞬時に相手のプレゼンスを確認でき、数回のクリックだけで必要な相手と1対1、1対多、または多対多で、ビデオ、音声、Webを使用したコミュニケーションを即座に開始したり、相手のスケジュールを確認して会議予約をしたりすることができます。また、ポリコムのユニファイド・コラボレーティブ・コミュニケーション・ソリューションにより、相手側のツール(ビデオ、音声、Web)やネットワーク環境(IP、ISDN、アナログ電話回線)が異なっていてもシームレスに接続することができるので、必要なメンバーとのコミュニケーションを容易に、効率的に図ることができます。

  大塚商会、ポリコム、マイクロソフトの三社は、このソリューションにおける営業およびマーケティングで協業をし、集中的にプロモーションを行います。その第一弾として、4月13日~14日に東京ビッグサイトで開催される「IP & Wireless Forum 2005」に出展し、デモンストレーションを行います。また、2005年6月23日から東京を皮切りに、全国でセミナーを行う予定です。

  マイクロソフト製品はもちろん、ポリコム製品の国内最大級のリセラーで、ユーザーでもある大塚商会では、このソリューションの自社導入を進め、その経験やノウハウを基に、新規顧客や既存のポリコム導入ユーザー、Microsoft Exchange Serverユーザーに対して最適なソリューションの短期間導入を提案することで、初年度100社への導入を目標としています。

  マイクロソフトは、大塚商会の社内導入およびお客様のシステム構築のためにコンサルティングを含めた技術サポートを行います。ポリコムは、ポリコム製品ユーザーや新規顧客に対するプロモーションやセミナーを行うほか、大塚商会に対して営業サポート、技術サポートを行い、このソリューションの拡販に務めます。


提供開始時期:
2005年5月より受注開始予定


ソリューション参考価格 (12ユーザーの例):
約760万円

製品構成*¹
Polycom PVX ビデオ会議ソフトウェア
Polycom WebOffice 会議ポータルソフトウェア
Polycom PathNavigator ゲートキーパーソフトウェア
Polycom MGC-25 IP 12 多地点接続サーバー
Microsoft Office Live Communications Server 2005 Standard Edition (1サーバー12クライアント)

*¹PC、PCサーバー、Webカメラ・ヘッドセットなどは、別途、必要です。


マイクロソフトとポリコムの戦略的アライアンスについて
マイクロソフトは、インフォメーションワーカーの生産性向上に寄与するため、統合コミュニケーションの実現に向けた戦略的なリアル タイム コラボレーションの取り組みを進めています。ポリコムは、「ユニファイド・コラボーレティブ・コミュニケーション・ソリューション」として、従来の会議システムの枠にとらわれず、あらゆるコミュニケーションツールの統合を目指しています。今回、両社が共同開発したソリューションは、これからの新しい業務改革を実現するためのもので、両社の戦略的パートナーシップにより実現いたしました。

  ポリコムのユニファイド・コラボーレティブ・コミュニケーション・ソリューションは、ポリコムの既存のビデオ会議システム(Polycom VSXシリーズ、ViewStationシリーズ、iPowerシリーズ、Polycom PVX、ViaVideoシリーズ)や音声会議システム(SoundStation2、SoundStationシリーズ)、VoIP電話機(SoundPoint IPシリーズ、SoundStation IPシリーズ)や一般電話機、また、Windows® Messengerをコミュニケーション端末として使用することができるので、ユーザーが一番使い慣れたツールを自由に選択できるだけでなく、既存の投資を無駄にせず、最新のソリューションを導入することができます。

  マイクロソフト、ポリコム両社の製品*²は、業界標準の SIP (Session Initiation Protocol) によって相互接続できるよう共同開発をしており、今後、基幹業務アプリケーションや、情報系システムなどとの連携についても視野に入れています。

*²ポリコムの一部製品は、SIPに対応していません

本リリースは株式会社大塚商会、ポリコム株式会社、マイクロソフト株式会社の共同発表です。

お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会 企業通信システム営業部
電話: 03-3514-5115 FAX: 03-3514-5116