企業のセキュリティ強化や災害対策のニーズに応え
ITアウトソーシング環境を強化

大塚商会とKDDIがデータセンタービジネスで提携

平成17年8月30日第1738号

 ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 取締役社長:大塚 裕司 以下、大塚商会)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区 取締役社長:小野寺 正 以下、KDDI)は、“データセンタービジネス”において提携を行なうことで合意いたしました。平成17年9月1日より両社提携によるサービスを開始いたします。これにより、柔軟性のある企業システムのアウトソーシング環境の提供が可能となり、システム構築から回線、ファシリティ(設備)全てにおいて安心してご利用いただける体制を整えます。

近年、中小企業から大手企業まで様々なITアウトソーシングニーズが高まっております。その中でも設備投資の抑制やセキュリティ強化、災害対策として自社システムを外部のデータセンターに置いて管理する“ハウジング”に大きな関心が寄せられています。自社の構築では困難な高い堅牢性や高度なファシリティを、データセンターの利用により簡単に手に入れることができること、しかもコスト面でも安全面でも優れていることがハウジングニーズの増加につながっています。加えて、単なる場所借りだけではなく、システム構築から運用までトータルな運用支援を受けることができるサービスを望むケースが増えています。また、情報系システムだけではなく、基幹系システムのアウトソーシングが増えていることからも、IT戦略として積極的に活用し、企業としてコアビジネスに経営資源を集中する状況が窺えます。(中小・中堅企業を中心に60万社のお客様にご利用いただいている)大塚商会においても、同様のニーズが大手企業から中小・中堅企業にまで波及してきたことや、年間販売2万ライセンス以上の『SMILE』シリーズに代表される基幹系アプリケーションのアウトソーシングニーズが増えてきたことからデータセンタービジネス全体が好調に推移しております。

今回の提携により、大塚商会は国内の千葉県市川市におけるデータセンターと、海外の米国データセンターに加え、新たに国内最大級の規模・ファシリティ・堅牢性を誇るKDDIデータセンターの提供が可能になります。国内外にてデータセンターのサービス提供と、大塚商会の幅広いサポート力を活かすことで、企業に最適かつ発展性のあるITアウトソーシングサービスをワンストップで提供いたします。例えば、ハードウェアをKDDIのデータセンターに置き、大塚商会は中小企業むけには様々なニーズに応える柔軟なサービスの提供、大手企業むけには厳しい要求に応える環境を提供し、それに加えてセキュリティを考慮したシステム構築からリモート監視、アプリケーション保守まで、お客様の様々な要望に対してフレキシブルに対応する環境を実現いたします。

お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会 Eビジネスプロモーション部  
URL:http://www.otsuka-shokai.co.jp/products/idc/