電子承認システムとデジタル複合機が融合

-情報系業務プロセスの大幅な削減を実現-

平成17年10月3日第1743号

 株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚 裕司)と株式会社OSK(本社:東京都墨田区、取締役社長:原田 要市)は、デジタル複合機連携ソリューション「DB-DocLink」に電子承認システムを融合させる「Advance-Flow MFP連携オプション」を開発、10月31日より発売を開始します。これは、リコー製デジタル複合機で取り込んだデータを、OSK製電子承認システム「Advance-Flow」*1の汎用稟議申請フォームに添付して申請を行うものです。これにより申請に必要な書類を添付するという煩雑な作業を大幅に削減することが出来ます。「DB-DocLink」は、平成17年1月に株式会社リコー(本社:東京都港区、社長執行役員:桜井 正光)と大塚商会、OSKが共同開発したデジタル複写機と基幹業務システムを連携させるソリューションです。

企業における様々な申請処理のなかには小口精算における領収書など、申請によっては書類を添付しなければならない場合もあります。電子承認システムを導入していても添付書類だけを別に回したり、スキャナで電子化してファイル名をつけて添付するなど、企業規模にかかわらず発生するこの作業は申請者にとっては面倒な作業となります。
本システムでは、複合機上で申請者、申請書種別を選択し、該当の書類をスキャンするだけで、承認システムであるAdvance-Flowに自動的に関連付けられ、承認システム側で容易に閲覧することが可能となります。これにより申請者は面倒な作業をすることなく、申請業務をスムーズに終了させることが可能となります。また承認途中での書類の紛失などの防止にもなります。

大塚商会では、承認システムAdvance-Flowの他、文書管理システムVisual Finderとの連携も開発計画に加えており、基幹システムSMILEαを含め、「DB-DocLinkファミリー」として顧客の情報系業務効率向上に寄与していく予定です。

Advance-Flow MFP連携オプション概要図はこちら

■商品価格(消費税別)

<リコー>
imagio Neo C455 モデル751,920,000円
imagio ドキュメントフィーダRF9210,000円
imagio 給紙テーブルPT31110,000円
エージェントスキャン75,000円
VMカード20,000円
<大塚商会>
Advance-Flow980,000円~
(100ユーザ)
αドキュメントダイレクト100,000円
*別途搬入設置料、指導料、保守料などがかかります。

■発売日
平成17年10月31日

■販売目標
今後1年間で50システム 3億円

*1Advance-Flowは情報系ソリューションのeValueシリーズ*2の一つ。

*2 eValue
株式会社大塚商会の開発子会社、株式会社OSKの情報系ブランド「eValue」は、企業ポータル、文書管理、ワークフロー等の情報系製品の連携と基幹系システムとの融合を実現し、付加価値の高い統合ソリューションを提供しています。

お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会 マーケティング本部
ODS・CTIプロモーション部ODSプロモーション課
電話:03-3514-7650 FAX:03-3514-7651
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