文書情報を漏洩させない文書管理システム発売

―セキュリティ機能を強化したVisual Finder4.2発売―

平成17年11月1日第1752号

 株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 取締役社長:大塚 裕司、以下 大塚商会)と株式会社OSK(本社:東京都墨田区、取締役社長:原田 要市 以下、OSK)は、文書管理のセキュリティを強化するため、文書管理システム「Visual Finder4.2」*を11月7日より販売開始いたします。
検索したドキュメントを閲覧はできても、ファイルを個人のパソコンにダウンロードをした場合には閲覧ができないという文書情報漏洩防止機能を追加しました。また、文書閲覧期間を設定することで、期間を区切って文書を公開したり、非公開にしたりするなどの細かな制御が可能となりました。

*【Visual Finder】
OSKが開発したWebベースの文書管理システム。データベース(MS-SQL、DB2)や全文検索・概念検索(ジャストシステムのConceptBase Search)を搭載し、.NET Framework完全対応、クライアントライセンスフリーの文書管理システム。OSKが提唱する情報システムソリューション「eValue」シリーズのひとつ。

一般的に文書管理システムは、簡単に検索・表示・印刷をすることで効率的に文書を管理するシステムですが、個人情報保護法施行後、文書に関して期限をつけて公開や非公開をコントロールしたい、さらに閲覧はできても持ち出せないようにしたいというニーズが高まってきております。今回の機能アップは、こうしたユーザのセキュリティ要望に応えた仕組みとなっています。セキュリティ面だけでなく、ISO文書に関しても、文書に自動的に番号を割り振る自動採番機能や文書公開期限予約機能を付加し、より使いやすいものとしました。
また、オプションとして地図連動機能を追加しました。不動産業などで地図の特定場所をクリックするだけで、所有する物件の間取りや契約書が表示されるということも可能です。セキュリティを強化しつつ、様々な文書管理が可能なシステムです。

【今回の追加機能】
・有効期限予約機能
発行日・失効日を設定し、発行日を過ぎたものは閲覧可能で、失効日を過ぎたものは閲覧不可となる。
・ダウンロードログ機能
文書をダウンロードした記録を追加し、管理者が記録を集計できる。
・セキュリティ強化オプション(*1)
フォルダ・文書ごとに閲覧は可能でも、クライアントが文書をダウンロードしたあとに閲覧できないように設定することができる機能。
・GIS連携オプション(*2)
検索した物件や顧客のドキュメント類が、地図上で示されることにより場所が確認できるだけでなく、地図上で円や多角形図形で範囲指定をすることで、その地域内にあるドキュメントの検索も可能になり、地図による可視化で検索機能が更に強化されます。

*1 セキュリティ強化オプションを利用する場合は、株式会社ハイパーギア製「HG/PscanServPlus:485,000円」が必要です。
*2 利用する地図は、株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林 秀美)よりASPとして提供されます。地理情報はサーバー側で逐次に更新されるので、常に最新の情報を利用できるメリットもあります。

【価格】 
Visual Finder スタンダードモデル1,280,000円
Visual Finder 2CPUモデル1,980,000円
Visual Finder 4CPUモデル3,480,000円
セキュリティ強化オプション150,000円
GIS連携オプション150,000円

【販売目標】
今後1年間で500システム 10億円

お客様お問い合わせ先
株式会社大塚商会 マーケティング本部
ODS・CTIプロモーション部ODSプロモーション課
電話:03-3514-7650 FAX:03-3514-7651
e-mail:ODS21@otsuka-shokai.co.jp