SMILEシリーズ 『公益法人会計システム』新公益法人
会計基準対応において財団法人 公益法人協会と
業界初の監修協力契約を締結

平成18年2月6日第1812号

 ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 取締役社長:大塚 裕司)は、1月31日にSMILEシリーズ『公益法人会計システム』 新公益法人会計基準対応に関して財団法人公益法人協会(本部:東京都文京区 顧問:加古宜士 監事:出塚清治)と監修協力契約を締結いたしました。いち早く協会と監修契約を結ぶことで、「新公益法人会計基準」の要件を満たし、公益法人向け会計システムの開発や改良などを速やかに提供できる体制作りをいたしました。

大塚商会では、本契約に基づき、「新公益法人会計基準」に対応した『SMILEαAD公益法人会計システム』の開発にあたり、協会顧問で公益法人会計基準検討会の座長でもある加古 宜士先生、同じく座長代理の出塚 清治先生に監修協力をしていただきました。今回の監修では、改正で大きく変わった収支計算書やキャッシュフロー計算書などについて助言をいただき、開発元の株式会社OSK、ソラン株式会社が収支仕訳の自動作成機能やオプションの開発などに反映し、より実務に即したシステムの早期開発が実現しました。
今後は、公益法人協会の監修協力などで得たノウハウを大規模公益法人向け完全Web対応会計システム『SMILEie公益法人テンプレート』などにも活用していく予定です。

<SMILEシリーズ『公益法人会計システム』概要>

◆商品名『SMILEαAD 公益法人会計システム』
◆システム価格50万円~(税抜き)
◆特長      ・平成18年度施行の新会計基準に準拠
・伝票入力時の簡単な操作により「収支計算書」の出力も可能
・予算入力縲恣`票入力、決算処理までの作業を円滑に実現
・使いやすさを追及し、仕訳入力には「科目ナビゲータ機能」を搭載
・勘定科目は内訳を含めて最大8階層まで設定可能
・事業別決算帳票の作成や消費税計算、汎用データの入出力にも対応
・キャッシュフロー計算書(別売オプション)
◆開発元 株式会社OSK(本社:東京都墨田区 取締役社長:原田 要市)
ソラン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:千年 正樹)


【監修者について】
加古 宜士氏
財団法人 公益法人協会 顧問
総務省 公益法人会計基準検討会 座長
早稲田大学 商学学術院 教授

出塚 清治氏
総務省 公益法人会計基準検討会 座長代理
総務省 公益法人会計基準検討会 ワーキンググループ 座長
公認会計士


【公益法人会計基準について】
「旧公益法人会計基準」は昭和52年に設定され、その後昭和60年に改正が行われ、公益法人が会計帳簿及び計算書類を作成するための基準として活用されてきました。しかし、前回改正から相当の期間が経過し、その間公益法人をめぐる社会的及び経済的環境が大きく変化してきております。そのような現状をかんがみ、今回全面的に「公益法人会計基準」の改正が行われました。

「新公益法人基準」の基本的な考え方は
(1)企業会計手法を可能な限り導入し、公益法人のディスクロージャーを充実させるとともに、事業の内容を分りやすく表示する
(2)資金提供者の意思に沿った事業運営状況を明らかにすることにより法人の受託責任を明確化する
(3)公益法人の自立的な運営を尊重するとともに外部報告目的に限定した財務諸表としている
以上の「新公益法人会計基準」は、平成18年4月1日以降開始する事業年度からできるだけ速やかに実施するように通達されています。


お客様からのお問い合わせ先
株式会社大塚商会 スマイルプロモーション部
電話:03-3514-7865 FAX:03-3514-7867