平成18年12月期 第3四半期財務・業績の概況

　株式会社大塚商会（本社：東京都千代田区　代表取締役社長：大塚 裕司）は、平成18年12月期第3四半期（平成18年 1月1日～平成18年9月30日）財務・業績の概況を発表します。

【平成18年12月期 第3四半期財務・業績の概況について】
当社グループでは平成18年度のスローガンを「お客様の目線で、信頼に応える」とし、独自開発の顧客管理及び営業支援システム「SPR(*1)」の機能強化と活用促進をより一層図りながら、お客様のニーズに合ったシステムの提案を積極的かつ効率的に行いました。また、当社の強みである複写機、コンピュータ、FAX、電話機、回線などを組み合わせた複合システム提案を積極的に行い、情報セキュリティ関連ビジネス、統合型基幹業務システム「SMILEシリーズ(*2)」、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる(*3)」等の重点戦略事業に引き続き注力しました。
この結果、当第3四半期の連結業績は、売上高が3,255億36百万円（前年同期比6.5％増）となりました。利益の面では、売上高の伸長と販売費及び一般管理費の抑制等により、営業利益192億67百万円（前年同期比19.3％増）、経常利益195億22百万円（前年同期比19.2％増）、当四半期純利益116億60百万円（前年同期比31.6％増）と、増収増益となりました。
平成18年12月期第3四半期財務・業績の概況は以下のとおりです。

*1　SPR＝Sales Process Re-engineeringの略称。CRM、SFAを担う当社独自開発のシステム。最初のSにはSalesのSとS&S（Service & Support）のSの意味が込められております。
*2　SMILEシリーズ＝当社オリジナルの統合型基幹業務システム。
*3　たのめーる＝当社のMRO（Maintenance, Repair and Operation：消耗品・補修用品など、企業内で日常的に使用されるサプライ用品のこと）事業の中核を担う事業ブランド。

【平成18年12月期（平成18年1月1日縲恤ｽ成18年12月31日）業績予想の修正について】
今後の経済状況につきましては、企業の設備投資が引き続き底堅く推移し、雇用情勢の改善による個人消費の回復も見込まれることから、国内景気は引き続き堅調に推移するものと予想されます。但し、原油価格や米国経済、北朝鮮等の動向に注意を払う必要があります。
こうした中で、経営課題解決のためにITを活用することは、企業規模の大小や業種業態を問わず不可欠な状況となっております。特に、金融商品取引法（日本版SOX法）の施行に伴い、内部統制体制の構築が企業経営の重要課題となっており、その基盤強化のためにIT投資需要が高まることが予想されます。
当社グループは、今後もお客様の経営課題を解決するために、総合力を活かしたワンストップソリューション及びワンストップサポートの提供により、既存のお客様との取引拡大と新規顧客開拓に努め、成長と収益力の向上を着実に進めてまいります。
以上により、通期の連結業績見通しといたしましては、平成18年8月2日に発表しました通期の業績予想を修正し、売上高4,334億円（前年同期比5.9％増）、営業利益252億40百万円（前年同期比15.2％増）、経常利益255億円（前年同期比14.8％増）、当期純利益148億90百万円（前年同期比26.8％増）を計画しております。

（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。

※その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧下さい。
ホームページURL：http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir